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ドラゴンボールIF
彼の者は己の罪を悔い老人の背中に英雄を見る そして小さな勇者は己の戦場に向かう
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・・戦士達の預かり知らぬ処で今
小さな戦士の戦いが始まった・・


・・・・・・・・
  ・・・・・・・・


  ・・同時刻 国王軍の大型飛空挺にて・・


牛魔王「これがこの三年間に儂らの周りで
おこった全てだべ」


隊長「未来から来た若者トランクス 
そうかそれが南の都の騒動の切欠だったのか」


孫悟飯「でもヤムチャさ んはトランクス
さんの事を忘れちゃってたんだと思う
それに以前ブルマさんが言ってました 
トランクスさんの未来がそんなに酷い未来に
なっちゃったのは きっと誰も人造人間さんの
事を理解しようとしなかったからだろうって」


チチ「それだけ悟空さの事を美化して
たんだべなぁ・・ったくっ こんな事に
なるならなんとしても悟空さを閉じ込めて
おくべきだっただ」


隊長「いや そんな事をしたら君達が
危険だっただろう・・それに忘れていた
ヤムチャ君にも責任はない・・我々が
もっと注意しておくべきだった」


隊長は後悔で一杯だった 三年前にカプセル
コーポレーションのお嬢さんと 武天老師殿
から話を聞いた時 隊長の自分はもっと
慎重になるべきだった


市民を避難させるだけでなく その時から
万が一を考えて 南の都に軍部を配備
させておくべきだったのだ


全ては己の甘い判断力が起こした悲劇だ
その結果が今 南の都で起きている全てだ


隊長「・・(過去に何も知らない事を理由に
レッドリボン軍を悪と決め付けていたのも
そうだ・・本当に裁かれるべきは私だ
私に国王軍の隊長である資格はない)・・
全てが終わったらあの家族と世界を危険に
晒した責任を取らなければならないな」


孫悟飯「ん?・・おじさん今何か言い
ましたか?」


隊長「いや・・なんでもない」


部下「隊長見えました もう間もなく
南の都に到着します・・(隊長だけに
責任は取ら させませんよ)・・」


隊長の取り繕いの言葉に被せるようにして
操縦士の部下が口を開く


大型モニターには遂に南の都がその姿を
露にしていた


それを確認した隊長は力強く叫ぶ


隊長「良しっ 総員戦闘配備に着け!!
医療班はオペの準備もしておけ 国王軍の
名に懸けて もうこれ以上の犠牲は絶対に
出させるな!!」


部下「「「「イエッサァアアア!!」」」」


  ・・全てが後手に回っていた国王軍が
遂に南の都に到着した・・


・・・・・・・・
  ・・・・・・・・


  ・・この嫌な予感は一体なんだ・・


俺の言葉にベジータやブルマにトランクス
そしてヤムチャやプア―ルが死んだ
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