若き戦士は己の信じる道を歩む そして彼は初めて父親の温もりを感じる
[4/10]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
サイヤ人の誇りに泥を
塗る気だ 何!? このサイヤ人の
面汚しがぁあああ!! 〔ボキャアアア!!〕
グハァアア!!」
・・その声を聞いた時 私は溢れ
出る涙を止められなかった・・
ブルマ「来てくれたよトランクス 貴方の
父親が来てくれたよ」
・・そこには私の夫であり 誰よりも
誇り高き父親が居た・・
ベジ―タはそれだけで人を殺せそうな
凄まじい眼光で孫君を 睨み付けながら
トランクスの前に歩み寄ると 視線は
そのままに孫君と話す一方で 後ろの
トランクスに優しさに溢れた声をかけていた
「カカロット貴様はサイヤ人の
誇りだけでなく 人としても漢としても
道を外れてしまったようだな 痛ってぇ
じゃねぇかベジ―タ へへっ随分と遅い
到着だなぁベジ―タよ カカロット
よくも俺の息子を傷付けてくれた 貴様は
サイヤ人の誇りに賭けて俺が殺してやる
父さん!?・・知ってたんですか俺の事
当然だろう 息子の成長した姿だ
直ぐにわかったさ・・・良く頑張ったな
トランクス お前は俺達の自慢の息子だ
後は任せておけ 父さんっ ありがとうっ
ありがとう父さん!! トランク ス君
・・君はやはり」
ベジ―タは照れ臭いのか横目ながらも
とても穏やかな表情でトランクスを見ていた
きっとベジータも嬉しかったのだろう
自分の息子が道を間違えなかった事が
何も分からなくても 目の前の現実から
目を離さずに しっかりと真実を見据えて
いてくれた事が本当に嬉しかったのだろう
その一方で初めて感じる父親の感触に
優しさに 逞しさに そしてその言葉に
トランクスは涙を流し喜んでいた
ブルマ「良かったねトランクス 貴方に
とっては物心付いてからは初めて会う
父親だもんね」
そうしている間にも画面の中では状況が
刻一刻と変わり ベジ―タに一歩遅れて
ピッコロとドクターゲロも駆けつけ てきた
二人も目の前の惨劇を目にして絶叫していた
「うおおおああああああああああ!!
ヤムチャァアアア!! プァアアアル!!
畜生ぉおおお!! サムッ サムゥウウ!!
何て事だ!? 武天老師までかっ
孫貴様ぁあああ!! よう お出ましか
丁度良い所に来たな これから最高に
楽しいパーティーが始まるんだからな
パーティーだって!? 今度は何を
するつもりだカカロット!!」
今にも孫君に襲いかかりそうなベジ―タと
トランクスとは違いドクターゲロは涙を
流して声を張り上げてヤムチャにすがり
付いていた
もう
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ