第15話
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んでしょ?
だから事情は知っているはずだよね?
という訳で、オレが囮になるからミズキ先生を頼む。」
「あっ、オイっ・・・!」
火影が静止するのも聞かずに、ナルトは火影邸を飛び出し、ミズキに指定された場所へと向かった。
・・・木の葉のとある森にて
「おっとぉ!?"多重影分身"の次は"五行封印"とか載ってるぞ!
スゲェな、この巻物は!」
ナルトが目を爛々と輝かせて読んでいる巻物は"初代火影が封印した巻物"である。
初代火影が封印しただけあって、その妻"うずまきミト"が使用していたと推定される封印術なんかも少々載っていた。
「おっ?コレ何か、父ちゃんが映画で使っていた"記憶を封印する術"っぽくね?」
ナルトはもうウハウハ状態である。
興味を持った術は自分が所持している別の巻物にとことん書き写していく。
そして写し終えた後は、取りあえず写したての術を一つひとつ猛練習する。
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
結構ハードな練習になったため、木に寄りかかってしばらく休憩していると、
「・・・・・・見つけたぞ、コラ!!」
引きつった笑みを浮かべながらイルカがナルトの元にやって来た。
「あー!!オカマ見っけー!!」
「バカ者!!それはお前がやったことだろうが!!
全く・・・何してたんだ?」
イルカの目に入ったのは全身がドロドロと汚れまみれになっているナルトであった。
「へへへ♪・・・あのさ!あのさ!
これからすっげー術見せっから!!
それ出来たら卒業させてくれよな!!」
ナルトは意気揚々としてイルカに話した。
彼の話を聞きながらイルカは彼の全身の様を見て思った。
"・・・じゃあ・・・ここで術の練習をしてたのか・・・?
こんなになるまで・・・・・・"
「ナルト・・・」
「ん?」
「その背中の巻物はどうした?」
「あっ!これ!?
ミズキ先生がこの巻物のこと教えてくれたんだってばよ。
んで・・・この場所も・・・
・・・そして、この巻物の術を見せれば卒業間違いないってよ!!」
"ミズキ―――!?"
巻物を盗んだのは"ナルトのイタズラで"ではなく、"自分の同僚が仕組んだこと"だったことにイルカは戸惑う。
しかし、イルカは何かが飛来してくることに気付き、咄嗟にナルトをその場から突き飛ばした。
ホントに咄嗟のことであったため、イルカは飛んで来たクナイを避け切れず数本受けてしまう。
「よくここが分かったな。」
2枚の風魔手裏剣を背負ったミズキが大木の枝の上に現れた。
「ぐふっ!・・・なるほど・・・そーいうことか!」
イルカは自分に刺さったクナイを抜きながら考え、そしてミズキの目的に気付いた。
「ナ
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