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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜無形物を統べるもの〜
乙 @
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でも飽きないのは分かる。まだ見たことのない物だらけで、中々慣れないし。」
「まあいいさ。すぐに飽きちまうようなところじゃ来た意味がねえ!」
問題児四人は、そんな話をしながら町を歩いていた。
ちなみに、十六夜は片手で買った食べ物を食べ、一輝は両手いっぱい・・・ではなく、倉庫いっぱいに食べ物を買って食べている。
「なんだかずいぶんと楽しんでるみたいね、貴方たちは。」
「おー。さっき買ったこの食い物もわりと美味い。」
「こっちのも中々だよ。サーカスが来てるみたいで屋台が出てたから、ゲームしてたくさん貰ってきた。二人も食べるか?」
「食べる!」
一輝が倉庫を開くと、耀が手を突っ込んで頬張り始める。
余談だが、一輝は一切お金を支払っていないし、ゲームもしていない。
普段からの人助けの結果、屋台の人が快くくれたものばかりだからだ。
「ねーねーそこ行くかわいいお二人!よければウチのコミュニティに入らないー??」
そして、そんな事をしながら歩いていたら、飛鳥と耀の二人が分かりやすくナンパにあった。
そして、次の瞬間にはそのナンパ野郎の肩を一輝がつかんでいた。
「すいませんが、ウチのコミュニティのものにちょっかいかけないでもらえます?殺すぞ?」
「ん?何言ってんの?」
どうやらナンパ野郎は一輝との格の違いに気づけていないようで、一輝を挑発しにかかる。
が、一輝からしてみれば全然怖くない。始めてあったころの豊の方が怖かったなぁ・・・すぐのしたけど、とか考えている。
「まあまあ、ちょっとあっちで
肉体言語
(
おはなし
)
しましょう?」
そして一輝はそいつを連れて行き・・・いつぞやのように雷を落としてから三人に合流した。
「お待たせ。悪い悪い、ちょっと被害が少なくなる場所を探してたら遅くなった。」
「一応お礼は言っておくけど、別にあの程度、私達でもどうとでもなったわよ?」
「うん。何の問題もない。」
「それは悪かった。まあ、ちょっとしたうさ晴らしだと考えてくれ。」
一輝としては、元の世界にいたころのマヤの一件のときのやつらを思い出しただけで、二人を助けようとかは一切ないのだ。
「うさ晴らし?何かいやなことでも」
「どいてどいてー!」
耀が一輝に聞こうとしたタイミングで、一人の少女が四人の間を走りぬけた。
「な・・・何なの!?」
「待てやクソガキーッ!!」
そして、その少女をエプロンをした、肉叩きを持ったおっさんが追いかけている。
そのまま二人は口論になるが、十六夜が投げた紙くずによって強制終了させられる。
「ああすまん。ゴミ箱と間違えた」
「ちょっと十六夜君。ゴミにゴミをぶつけてどうするのよ。ちゃんとゴミ箱に入れなさい。」
「そうだよ。箱庭でもマナーは
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