猶予一週間 弐
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、耳を塞いでくれた。
ちょうど、その刹那
『さぁ、ショータイムだ』
12thの声と共に………
パチンッ!!
12thは指をならした。
『『『ガアァアァーーー!!!』』』
そして、人質にとられていた一般人たちは唐突に体を縛っていたロープをちぎり
『さぁ、奴らを……殺せ』
12thの言葉と共に、強盗達に襲いかかった。
「……な、何なのよ!あれは!?」
女の子は俺の肩をグワングワン揺らしながら訊いてきた。
「あれは催眠術って言うやつだ」
俺はぐったりしながら答えた。
『さぁ、これで君の援護をしよう。存分に殺りたまえ!』
俺は女の子を隠れさせ、星陽八咫烏を装備して
「事故処理は任せて良いんだな?」
『安心したまえ、既に手配はしている』
「それじゃあぁ、殺りますか!!」
俺は壁から出て、星陽八咫烏を強盗Bに向けて撃った。
「チッ!食らうかよ!!」
強盗Bは炎の壁でその銃弾を溶かして
「お返しだ!燃え散れ!!」
そのまま、火の玉を四つ撃ってきた。
「くたばれえぇー!!」
「IS乗りの女の子……ちょっと、目を瞑っとけよ?」
俺はその火の玉を全部避けて、撃った。
「食らうかよ!」
だが、また炎の壁で銃弾を溶かした。
「それじゃあ、こいつはどうだい!!」
星陽八咫烏を構えて
「行くぜ!!」
また撃った。
「食らわねぇって言ってるだろうが!!」
強盗Bはまた炎の壁を出した……
が
「な、何で溶けねぇんだ……よ」
その銃弾は溶ける事なく、強盗Bの眉間に命中した。
「俺の弾丸からは逃れられない……ぜ?」
俺はその死体に目を向ける事なく、今度は強盗Aに向けて撃った。
「よくも俺の仲間を………ぶっ殺す!!」
強盗Aは俺の銃弾が当たったのにも関わらず周りの人質達を凪ぎ払いながら突進してきた。
俺はその姿を見て星陽八咫烏を構え
「サヨウナラ……また何処かで会いましょう……」
そして、
「くたばりな!!」
なん十発もの銃声が聞こえて、後に残っているのは俺と上半身の無くなりその場に血の池が出来ている強盗Aの姿だけだった。
「あっ………やりすぎたか………まあ良いか」
「良くないけどな」
俺の目の前に全身黒タイツの顔にはカラス避けの一つ目マスクをした変態が出てきた。
「いつみても………何でもない、どうしてここにいるんだ?12th?」
12thは俺の肩に腕を回し
「ここでは何だから、静かな所へ行こう」
そう言って、12thは催眠を解き裏口から銀行を出た。
〜1時間後〜
ここは、IS学園の俺の部屋、
「それじゃあ、他の悪魔共は……」
「うむ、日本に集まりつつある」
「それでアメリカ担当のお前が」
「此処ですることにな
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