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ドラゴンボールIF
託された名の重みを背負って老人は戦う・・そして若き戦士も戦場に姿を現す
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ーポポさえも記憶の隅に
埋もれさせていたその鏡には 三つの
禍々しき影が映し出されていた・・


・・・・・・・・
  ・・・ ・・・・・



  ・・南の都より遥かに離れた山々に
囲まれた小さな村の一角にて・・


桃白白「亀の兄貴!! どうする兄者!?」


鶴仙人「亀っ・・馬鹿野郎っ・・必ず
帰って来いって言っただろうがよ」


人里離れた小さな村に隠れ住むこの二人も又
テレビで南の都の様子を見ていた


二人の表情には実の兄弟に対する心配の
様子が現れていた


桃白白も又 鶴仙人と同様に心の中では
実の兄である亀仙人の事を大切に思って
いたのだろう


だからこそ天津飯や餃子にも忠告をしたに
違いない


どんなに悪行を重ねても結局彼等は悪鬼には
なれなかったのだ


そんな桃白白の言葉を聞く一方で 鶴仙人は
別の事を考えていた


それは弟である亀仙人と同様の事であった


鶴仙人「まさか・・まさかあの野郎っ
おい桃!! 天と餃は何処にいる!!
お前は姉弟の中で姉貴と並んで
テレパシー能力に優れてる筈だっ
天と餃は何処だ!?」


桃白白「!?・・まさか・・まさか・・
おい天!?餃!?返事をしろ!! 
天!! 餃!!返事をしろ!!・・返事を
してくれよぉおおお!!」


  ・・しかし二人からの返事が帰って
くる事はなかった・・


桃白白「・・あの糞餓鬼がぁああ!!
絶対に許さんぞ!!」


鶴仙人「亀・・・死ぬんじゃねぇぞ」


・・・・・・・・
  ・・・・・・・・


  ・・彼は上空からその様子を見ていた・・


   「・・これは一体どう言う事なんだ?
今倒れた老人は武天老師様か?・・・
そして気絶しているあの二人は間違いなく
人造人間だ・・あの老人はわからないけど
どうして二人は人造人間を守っているんだ」


  ・・迷うなトランクス・・


   「何も迷う必要はない筈だ 人造人間は
敵なんだ 即ち人造人間の味方をする
あの二人も敵なんだ・・そうですよね
悟空さん?」


  ・・トランクス真実から目を反らしては
駄目よ・・


   「なのに何故だっ 何故こんなにも
心が痛むんだ!?・・くぅうっ!?・・
何故ですか悟空さん 何故貴方はそんなにも
楽しそう何ですか!?」


  ・・トランクス貴方は トランクス
お前は・・


   「四人纏めて死にやが れぇえええ!!」


  ・・あの人の息子なのだから!!
俺の自慢の息子だろう!!・・


   「!?・・母さん?・・父さん?
!?不味い彼等
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