託された名の重みを背負って老人は戦う・・そして若き戦士も戦場に姿を現す
[6/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
あっ ぬぅうりゃあ!!
ぐはあっ うぐぅう」
孫悟空「どうやら限界のようだなあ爺!!」
だがそれでも武天老師にも限界が来てしまう
余りの気弾の数の多さに捌ききれなく
なってしまい 足が縺れて膝を突いてしまう
そこに無常にも幾十もの気弾が三人に
向かって襲い掛かる
全ての人々が絶望的な表情をする中
武天老師だけは諦めてはいなかった
武天 老師「させんぞ!! 悟空ぅうう!!
ぐわぁああああああ!!」
ホープ「うわあああああ!!」
スピア「きゃあああああ!!」
レッド「うぉおおおおお!!」
最早捌ききれないと分かった武天老師は
全ての気を防御に回し気弾から守ろうと
三人に覆い被さる
その結果夥しい数の気弾を背中に受けた
武天老師は その衝撃と凄まじい勢いで
撥ね跳ばされてしまう
そして爆発の煽りを受けた三人も吹き
飛ばされてホ―プとスピアの二人は意識を
失ってしまう
一方 凄まじい数の気弾の直撃をまともに
受けた武天老師の背中は 醜く焼け爛れ
夥しい出血をしていた
武天老師「・・ぐふぅ・・はあ・・・
はあっ・・まだじゃ・・・まだ・・・
終わってはおらん」
孫悟空「ちいっ・・しぶてぇな・・・
いい加減死ねや爺」
だがそんな状態でも まだ武天老師は
不屈の精神で必死に立ち上がろうとしていた
元より武天老師と孫悟空とでは実力差は
歴然としている
それでも武天老師が此処まで戦えたのは偏に
長年の経験の賜物と悟空の癖を知り尽くして
いたからだ
しかしそれでももって数分が限度であろう
つまり武天老師の身体は既に限界を超えていたのだ
だがそれでも彼は立ち上がろうとしていた
しかしそんな状態の武天老師に孫悟空は
情け容赦なく気弾を浴びせる
武天老師「がぁああああああ・・・ぐぅう
・・無念じゃ・・すまぬ・・鶴・・桃
・・済ま・・・ぬ」
孫悟空「けっ 随分手間取らせやがって
こいつで最後だ くたばれっ 老いぼれ
がぁああ!!」
無念にも力尽きた武天老師に 止めと
ばかりに 無情にも更なる気弾の雨が
降り注いだ
ズダダダダダダダダ!!
武天老師「あがぁあああああ!!・・
ああ・・・あ・・・う [ズボォオアア!!]
ごぶぅあああ!!・・プーアル・・
ヤムチャ・・皆・・儂も今逝くよ」
ドサリ
レッド「武天老師様ぁあああ!!」
孫悟空「クフハハハハハハハハハ!!」
それを受け 遂に武天老師は力尽き倒れて
しまう そして駄目押しとばかりに
無防備な胸
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ