託された名の重みを背負って老人は戦う・・そして若き戦士も戦場に姿を現す
[4/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
お主に殺される程 儂が認めた実の兄から
託された武天の名は軽くはないわ!!」
孫悟空「爺っ!!」
・・(「しかし鶴よ 儂はお主に
認めてもらうような武道家ではないんじゃよ
ったくよ昔から真面目すぎんだよ
てめぇはよ 俺達四人姉弟の中でもよ
てめぇだけは何時も正論ばかり振りかざして
たよなぁ あぁそうじゃったなぁ・・
結局儂はあの頃から何一つ成長しておらん
のじゃな それで良いんだよてめぇは
鶴? そんなてめぇだから無泰斗様も
認めたんだろうがよ そんなてめぇだから
皆がお前を慕って集まるんだよ 鶴っ
しかし儂はっ 儂は!! ・・なぁ亀よ
二人で約束したよな 何時かきっと天を掴む
武道家になろうってよ その時は二人で
天を掴む武道家 武天になろうってよ
・・覚えてるか? あぁしっかりと
覚えておるよ なぁ亀よ お前は俺の
自慢の弟だ もっと胸を張れや 俺が
保証してやるよ てめぇは最高の武天だってな
!?・・兄ちゃん!? だから
もう二度と迷うんじゃねぇ!! 全てを
背負って前に進め!! そして無事に
帰って来いや ・・・承知したよ鶴
必ず帰って来るとも それで良い・・
さぁもう行きな 姉貴にも会って行くんだろ
うむ それではの・・ありがとう
兄ちゃん 下らねぇ事気にすんじゃねぇよ
弟を守るのが兄貴の役目だろうがよ
ふふ そうじゃな」)・・
武天老師「以前儂の弟が天津飯に言った
そうじゃ・・お主は善人の皮を被った
悪魔じゃとな!! その時一笑に伏せずに
もっと話を聞くべきじゃった!!・・
悟空よ悪魔が地の底に帰る時が来たのじゃ」
それは武天老師の魂の咆哮だった
誰もが武天老師の魂の強さに釘付けに
なる中で それでも孫悟空は不気味に
微笑んでいた
孫悟空「ククク いやぁ参ったぜ まさか
只の老いぼれが此 処までやるとはよ
褒めてやるぜ爺 大したもんだ くは
ははは」
武天老師「悟空?・・(何じゃ 悟空の
この自信は 最早悟空には打つ手はない筈
・・・待て・・先程悟空は何と言った?
こやつは先程何と言った!?)・・」
その表情を見た武天老師はある言葉を
思い出した
・・先程孫悟空が口走った 思い
出さない方が幸せだった言葉を・・
武天老師は先程迄とは打って代わり
顔面を蒼白にしながら 震える声で悟空に
尋ねた
武天老師「悟空・・お主はまさか・・
まさかお主は・・そうなのか悟空!!」
孫悟空「ククク さあなぁ 俺が何か
言ったか? 覚えてねぇなぁ・・フハハ
ハハハハハ!!」
武天老師
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ