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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OG外伝
0514話
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ね」
「予定外の事?」
「ええ。アクセルが持ってきたハロウィン・プランのデータの中に入っていたゲシュペンスト・タイプRVの武器データの中にメガ・バスターキャノンというのがあったでしょう?」
「ああ、あったな」

 ゲシュペンスト・タイプRVの中では最強の威力を誇る武器だけに残っている印象も強い。

「その武器に関してなんだけど、データだとあの武器は本来ビームじゃないのよね。ただ、技術上の問題でビームになりそうなのよ」
「あー……まぁ、お前達が無理だと判断したのならそれでいいさ。威力自体は変わらないんだろう?」
「そうね。ビームにした分若干の仕様変更はあるけど、性能的にはむしろ向上している筈よ。本来の仕様だったのは弾数性だったのが、EN消費性になったおかげで動力の関係で基本的には弾切れが無くなったし。さらに威力も本来の物よりも多少上がったり、若干ではあるけど銃身が短くなったりとか」
「……なるほど。性能が上がったというのなら俺に取っては不都合はないな。その方向性で進めてくれ」

 メガ・バスターキャノンがビームになったとなると、ビーム用のバリア系統を持っている敵に対しては不利になるが……精神コマンドの直撃、アダマンハルパー。そしてグレートグランドマスターキーを使った魔法がある以上はそれなりに対処が可能だしな。
 その後も、色々と新型機に関しての話をしたり、あるいはスレイのカリオンをどうにか強化出来ないかの相談をしたり、オウカの乗ってきたヒュッケバインMK-Uについての相談をしたりして時間が過ぎ去っていく。

「さて。気分転換も出来たし、そろそろ私も自分の仕事に戻るわ。……あぁ、そうそう。そろそろトリニティゲインからアギュイエウスを取り出すから空間倉庫から出しておいてくれる?」
「分かった。……トリニティゲインはアギュイエウスを抜いた後、どうする?」
「うーん、そうねぇ。これ程のスペックを誇る機体なんだからこのままにするってのは惜しいわね。グロウセイヴァーと違ってアクセルしか乗れない訳じゃないんだし」

 現在トリニティゲインが俺の専用機扱いをされているのは、純粋に搭載されているアギュイエウスが貴重だからだ。つまり、そのアギュイエウスを取ってしまえばトリニティゲインは誰にでも乗れる高性能特機でしかない。ただ、採用されている操縦システムがパイロットの動きをそのまま機体が追従するダイレクト・アクション・リンク・システムとパイロットの思考を機体の動きに反映するダイレクト・フィードバック・システムだと言うのが問題だ。つまり、トリニティゲインを使いこなすには生身での戦闘技術も相応に必要になるのだが……そう考えると、ネギま世界のメンバーが相性がいいのかもしれないな。次点でムラタといった所か? だが、ムラタをトリニティゲインのパイロットに
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