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ドラゴンボールIF
若者は幸せだった過去を振り返る そして彼は己のパートナーと永遠の絆で結ばれた
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そのベジータの咆哮でブルマは何かに
気が付いたようだった


ブルマ「ベジ?タ・・テレビだわ 私達と
違ってピッコロはテレビを見ていないんだわ
だからピッコロはヤムチャと皆が一緒に居ると
思っているのよ!! つまりピッコロは今
ヤムチャと!!」


ベジータ「そう言う事だったのか!!
くそっ!! あのナメック星人の気遣いが
裏目に出やがったのか!! させんぞっ!!
カカロットぉおおおおお!!」


ブルマ「ベジ?タ・・・」


逸る気持ちのベジータにブルマがその気持ちを
汲み取ったように言葉を投げかける


ブルマ「ベジータ先に行って!! 私の事は
気にしないで急いでっ!!」


ベジータ「ブルマ・・済まん・・・先に
行くぞ!!」


ブルマ「急ぐのよベジ?タ!!」


それだけ告げてベジータが猛スピードで
南の都に向かう


それを見送りながらブルマも心配そうに呟く


ブルマ「ヤムチャ・・・・早まっちゃ駄目よ」


  ・・無意識の内に出たその言葉は
果たして何かの予感だったのか・・


・・・・・・・・・・
  ・・・・・・・・・・


武天老師「ぬぅううっ!! 一歩遅れて
しまったか!!」


画面の中では絶望を前にしても 未来ある
子供達を守ろうと足の不自由な老人と
心優しい小さな小動物が必死に抵抗していた


それを何の優しさも見せない不気味な表情で
嘲笑う孫悟空


武天老師「そうはさせぬぞ!! 悟空
ぅううう!! っ!? 見えた南の都じゃ!!」


怒り咆哮する武天老師の前に遂に南の都が
見えた


武天老師は飛空挺から飛び降りると全速力
で走る


武天老師「我が師武泰斗様どうかあの者達を
お導き下され」


  ・・武天老師が走る 漸く幸せを手にした
家族達を守る為に走る・・


・・・・・・・・・・
  ・・・・・・・・・・


ヤムチャ「二人共あんなに喜んでくれて
よかったなゲロじいさん」


ゲロ「うむ本当に良かった 今日の事はきっと
一生の大切な思い出になるじゃろう」


一方そんな事になっているとも知らない
ヤムチャとドクターゲロの二人は研究所に
辿り着きカメラを取ろうと扉を開けて
中に入る所だった


その時上空から聞き覚えのある声がヤムチャを
呼んだ


ピッコロ「よぅ元気そうだなヤムチャ」


ヤムチャ「お前!? ピッコロかっ!!
久し振りだな元気だったか!! 紹介するよ
此方が手紙でも伝えたゲロじいさんだ
そしてじいさん此方は俺の仲間のピッコロだ」


ゲロ「おう お主の事は知っておる
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