若者は幸せだった過去を振り返る そして彼は己のパートナーと永遠の絆で結ばれた
[7/18]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
・・・・・・
武天老師「ふほほ 良かったのうヤムチャ
分かるぞいお主が今とっても幸せなのが」
久し振りに見る武天老師の笑顔だった
武天老師の表情は大切な宝物を見つけたように
笑顔に満ち溢れていた
幼い頃両親を殺され残された家族とも
離れ離れになり挙げ句には記憶すら失って
その果てには砂漠の盗賊にまで身を落とし
生きてきた若者
その若者が今漸く幸せを手にする事が
出来たのだ
武天老師「もうお主は戦う必要はない
その手を血に染める必要もない」
彼にはこれから沢山の幸せが待っているのだ
武天老師「壊させはせん・・その幸せを
壊させはせんよ」
決意を新たに武天老師は飛空艇を飛ばす
・・もう間も無く南の都が見える・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
ベジータの横を飛空艇で飛んでいたブルマが
画面を見ながら我が事の様に表情を綻ばせる
ブルマ「よかったね・・本当に良かった
今幸せなんだねヤムチャ」
ブルマの言葉に武空術で横を飛んでいた
ベジータも優しく頷く
ベジータ「家族を持つと人は弱くなる
・・だがそれ以上に心は強くなる そして
それはどんな絶望にも負けない強い意志となり
その意志は子へと受け継がれて行く」
ブルマ「そうね・・そうよね・・・だから人は
人であり続けられるんだものね」
自分達とて同じ事だ もう自分達はお互いが
居なければ生きてはいけないだろう
しかしそれは弱さばかりではない
大切な家族が居るからこそ人は優しくなり
そして明日を大切に生きてゆけるのだ
その幸せを 漸く手に入れた仲間の家族を
壊させはしない絶対に 二人の瞳に強い
不屈の意志が宿る
ベジータ「急ぐぞブルマ 何としても
カカロットよりも先に着いて 彼奴らを
守ってやらなきゃならない」
ブルマ「ええ 急ぎましょう」
仲間の幸せを守る為に二人は南の都へ急ぐ
・・しかし まだ南の都は見えない・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
国王は顔を綻ばせながら優しい面持ちで
テレビを見ていた
今は皆で楽しく食事をしている 食べている
のはサンドイッチのようだ
「どうかなプ?ちゃんサンドイッチ
美味しい? 僕も一緒に作ったんだよ
美味しいかな? はいっとっても美味しい
ですよ 良かったな二人共あんなに頑張って
作ったんだもんな どれどれ儂ももう一つ
貰おうかの・・うむ本当に美味しいわい
二人共ありがとう本当に美味しいぞ
えへへへ皆に
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ