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ドラゴンボールIF
若者は幸せだった過去を振り返る そして彼は己のパートナーと永遠の絆で結ばれた
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味方なの?」


レッド「っ!?・・おお・・・・貴方様は
・・貴方様はまさか」


何時の頃からか知らずとも 武神と呼ばれる
男が居る


その者は武術に秀でているだけでは無く
何よりもその心が強かった


人々に武術のなんたるかを教え道を踏み外さぬ
よう心の在り方を諭し導いてきた


それ故に人々は彼を尊敬し敬い目標とし
こう呼んだ


  ・・武神 武天老師と・・


グゥウッ
武天老師「間に合わなくてすまなかった
・・・・プーアル・・ヤムチャ・・・
見事であったぞ・・ちゃんと聞こえておったよ
お前達の声がのぅ」


視線の先ではバラバラに吹き飛んだプーアルと
心臓から夥しい出血をして既に息絶えた
ヤムチャが居た


全てが遅かった 間に合わなかった 
弟子が漸く掴んだ幸せを守ってやれなかった


武天老師「くぅうっ」
ギリィイ


思わず涙が出そうになるが 自身には
そんな資格は在りはしない


弟子を正しく導く事が出来なかった挙げ句に
弟子を弟子が殺す等と言う事をさせてしまった
己に涙する事は許されない


罪深い己に出来る事は只一つしかない
儂は悟空に向き直る


武天老師「ふぅう・・来るがよい悟空よ
・・・お主に武術を教えたながらも心の
在り方を教え誤った責任を取らねばならぬ
・・・悟空よ 師匠として儂がお前に
引導を渡してくれる」


孫悟空「カカカカ!!・・面白れえ・・
殺してやるよ老いぼれがぁあああ!! 
たっぷりと後悔させてやるぜ!!」


  ・・それがこんな儂に出来る 唯一の
罪滅ぼしじゃ・・


  ・・今悲しき師弟対決が始まる・・



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