暁 〜小説投稿サイト〜
久遠の神話
第七十四話 実った愛その十四
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
達は」
「じゃあ私達ってあっという間に人生が終わるのね」
 由乃は広瀬の言葉をここまで聞いてこの考えに至った。
「そうなるのね」
「そうだな、幸せだからな」
「うん、幸せな時はあっという間に過ぎていくから」
「それをずっと続けていこう」
「二人でね」
 二人で話す、そうしてだった。
 その二人で家に戻った、やがて二人で過ごすその家に。そうしたのであった。


第七十四話   完


                         2013・7・7
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ