第七十四話 実った愛その九
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
父の考えだというのだ。
「お父さんらしい考えだと思うわ」
「しかし俺達はな」
肉や野菜を焼いているのは二人だ、勿論そうしながら食べている。
肉を箸でひっくり返しながらだ、広瀬は由乃に今はこう言った。
「今はどうもな」
「脇役になっているっていうのね」
「そう思うがな」
それぞれの親達で話しているからだ、肝心の筈の二人は脇役になっているからだ。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ