第十八話 空中合戦
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飛靴と言って、私がナノハナの街の靴屋に頼んで作ってもらったのよ。まっ、九割は脅して頼んだんだけどね。」
飛靴にも驚いたけど、私はこんなすごい靴を作った靴屋さんの方がすごいと思いました。
エ「さぁ、選択肢は三つ。このまま空中合戦で勝敗をつける?それとも、また地上に下りて地上合戦で勝敗をつける?それとも、このまま自分の負けを認めて、私に暗殺される?さぁ、どうするの?天空の巫女さん?」
シャ「ウェンディ・・・」
シャルルが後ろで不安そうな顔して私を見る。でも、私はすでに決めていた。
ウェ「このまま、空中で戦いますっ!!」
エ「空中合戦ね。良いわよ。最初に言ったけど年下だからと言って、一切手加減はしないわよっ!!」
エミリーさんはそう言いながら、また左手で右手首を?み、その状態で右手を前に突き出しました。また前に突き出した右手の平に小さな魔力の球が集まっていきます。がさっきと違って魔力の色が白ではなく赤色をしています。そして・・・
エ「縮小炎球!!」
縮小された炎の球が私に向かって放たれました。私は今度は避けずに、息を大きく吸って両頬を膨らませると、
ウェ「天竜の・・・咆哮ッ!!」
エミリーさんと炎の球に向かって空気の息を放ちました。空気の息はあっという間に炎の球を飲み込んでしまいました。
エ「な、何て威力!?くっ・・・!」
エミリーさんは防御する間も無く空気の息に飲み込まれてしまいました。が、
エ「縮小雷球!!」
空気の息の中から縮小された雷の球が飛び出してきました。
ウェ「キャアアァァアァァアアアッ!!」
シャ「アアアァアァァアアッ!!」
いきなりだったので、私とシャルルは避ける事が出来ず、雷の球に直撃しました。
ウェ「はぁ・・はぁ、はぁ・・・はぁ・・はぁ、はぁ、はぁ・・・」
エ「はぁ・・・はぁ・・はぁ、はぁ・・・はぁ、はぁ・・はぁ・・・」
私とエミリーさんはお互いの魔法を無防備のまま直撃し、息は荒く、傷だらけで、魔力が限界になりながらも、まだ戦える状態でした。
エ「はぁ、はぁ・・や、やるじゃ、ない・・はぁ・・・はぁ、はぁ・・」
ウェ「はぁ、はぁ、エ、エミリー・・さんこそ・・・はぁ・・はぁ・・・」
シャ「はぁ・・・ど、どっちも、どっち、じゃないの・・はぁ、はぁ・・・」
シャルルも息が荒く、傷だらけで、魔力が限界になりながらも、私の事をしっかり支えてくれていた。
エ「はぁ・・はぁ、わ、私も、あなたも・・エ、エクシードも、もう限界、だから・・・はぁ、はぁ・・お、お互い、最強で、最後の、攻撃で・・はぁ
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