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ドラゴンボールIF
運命の日を前にして皆は其々の決意を固める
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その数時間順当後に手紙を渡していった鳩は
最後の2通の手紙を渡す為にある場所を
訪れていた


   バサァアア


鳩は目的の人物を探すがどれだけ探しても
彼等を見つける事は出来なかった


   ポッポォオオオォ バサァアア


やがて鳩は辺りをもう1度大きく旋回すると
諦めたようにその場を飛び去っていった


   ヒュウウウゥ


誰も居ない広野に哀しい風が吹いていた





  ・・そして遂に運命の朝が訪れた・・



カプセルコーポレーションにてまだ日が
昇らない早朝にブルマが神妙な面持ちで
庭に出て何かを待っていた


そして空を見ていたその視線が何かを
捕らえると祈るような表情に変わった



ブルマ「戻ってきたわ それで返事は
・・・駄目だわ私の出した手紙だわ・・
もう何度も手紙を送ってるのに・・なのに
返事1つよこさないなんて」


空の彼方から飛んできた連絡用の鳩が
加えていた手紙を確認するブルマであったが
鳩が加えていたのは仲間からの返事では無く
自分が出した手紙であった


ブルマは暫く連絡の途絶えている仲間達を
心配して何度も連絡を取ろうとしていたが
その期待とは裏腹に悉く失敗に終わっていた


ブルマ「大丈夫よ・・・皆ちゃんと無事で
いるわよね 南の都で待ってるからね」


  ・・連絡の途絶えた仲間達 それは・・


・・・・・・・・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・



夜が明け遂に全ての因縁に終止符が打たれる
決戦の朝が訪れた



戦士達は其々の決意と想いを胸に秘め
南の都へと足を向ける



武天老師「ではの海ガメ 行ってくるぞい」


海ガメ「亀仙人様・・お帰り何時までも
お待ちしています」



武天老師の言葉に悲しそうに返す海ガメに
武天老師は安心させる様に優しく言葉を返す


武天老師「心配するでない海ガメよ 
儂はちゃんと帰ってくるわい」


海ガメ「はい亀仙人様・・いってらっしゃい」


海ガメの心からの心配の言葉に武天老師も
顔を綻ばせる 思えばこの海ガメとは
長い付き合いだった


彼が居たからこそ今の武天老師があると
言っても過言では無かった


武天老師にとって海ガメは既に無くては
ならない大切な家族であった


武天老師「大丈夫じゃよ 儂の帰る家は
お主のおるここじゃからのぅ・・ではの
留守を頼む」


海ガメ「亀仙人様・・何時までもお帰りを
お待ちしています ずっとずっと何時までも
・・・何時までも」


そして武天老師は 愛弟子との決着を着ける
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