運命の日を前にして皆は其々の決意を固める
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ていた
トランクスが示した約束の日は明日だった
だがそもそも人造人間襲来とは一体何だろう
トランクスは三年後に南の都に人造人間が
現れると確かにそう言った
そしてそれをトランクスに伝えたのは
当時の生き残りである孫悟飯とブルマである
だが本当に人造人間達は世界を滅ぼす為に
南の都に現れたのであろうか 実はそれが
全くの逆だとしたら
人造人間が南の都に現れたのではなく
孫悟空の仲間達が偶然南の都で出会い頭に
人造人間と戦いになったのだとしたら
それが証拠にトランクスの世界でもこの世界
でも人造人間は南の都で生活をしていた
そして重要な事がもう一つ トランクスの
世界でも彼等の本来の目的は世界の破壊等では
なかったのだから
しかしトランクスの言葉によって本来の
歴史が狂ってしまったとしたら それによって
一部の者に人造人間が悪だと言う概念を
植え付けてしまったのでは無いのだろうか
しかしそれはもう過ぎてしまった事だ
そもそもこの問題に関しては未来のトランクス
とブルマを攻めるのは間違っている
何故ならそこに至る過程と理由がどうあれ
二人が人造人間の存在をはっきりと認識した
時には 人造人間は既に人間と敵対していた
のだから
この理解のすれ違いがどうなるか全ては
明日明らかになる
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
場所は変わり深夜 此処孫悟空の実家では
いよいよ明日に迫った約束の日を前に
ピッコロとチチと牛魔王が孫悟空と孫悟飯に
見つから無いように家から離れた場所で
真剣な表情で話をしていた
チチ「そっか・・それじゃあ明日の戦いには
悟飯ちゃんは連れて行かねぇだな?」
ピッコロ「うむ やはりその方が良いだろうな
明日の戦いは恐らく子供が見るには残酷すぎる
ものになるかもしれんからな・・悟飯には
残酷過ぎるだろう・・実の父親の変わり果てた
姿は見せたくない」
牛魔王「やっぱり・・一年前のあの日から
・・なんだな?」
ピッコロ「あぁ・・あれからの孫は不気味な
程に何も変わっていない・・不自然すぎる程にな」
チチ「そっだな あからさまに怪しいだよ」
牛魔王の漏らした言葉はそれだけで皆に
伝わった 一年前の心臓病の発作による
薬の服用
あの時確かにピッコロは孫悟空の何かが
変わったのを感じたのだ
ピッコロ「ふむ・・(この一年の間に
奴が長時間俺の側から離れたりするような
可笑しな気配はなかった しかし俺には分かる
今の奴は何かが違う)・・ん?・・・・
何だ・・・俺は
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