スーパーロボット大戦OG外伝
0513話
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言うべきか、それぞれが素早く作業へと入っていく。
いやまぁ、指示に従うというのもあるだろうが、やっぱり一番の理由としてはブラックホールエンジンそのものに興味があるんだろうな。持ってきた実物はマオ社の最新型だし、データの方にはこれまでマオ社が設計してきたブラックホールエンジンの各種データが揃っているし。
「フィリオ、もし良かったら貴方も技術班の最初の仕事としてブラックホールエンジンの解析に協力して貰えるかしら?」
「うーん、今日はこの魔法球の中を見学するだけだったつもりなんだけど……でもまぁ、確かにこれからの同僚達と一緒に仕事をしておくのもいいかもしれないね。じゃあお手伝いさせて貰おうかな」
フィリオはそう言い、まるで親の後を付いていくカルガモの子供のようにクレーンで運ばれていくブラックホールエンジンの後を付いていく技術班のメンバーの方へと向かっていく。
「兄様……」
「スレイ、僕はここで少し彼等と一緒に作業をしていくよ。君は君で好きに過ごすといい」
フィリオもやはり技術者という事なのだろう。マオ社の中でも最重要機密であるブラックホールエンジンについての解析とあって、好奇心を我慢出来ないように技術班のメンバーを追いかけていった。
「さて、ブラックホールエンジンはこれでいいとして。新型機の作業状況についてだけど……」
そんなフィリオを見送り、レモンとマリューは話を次に進めるのだった。
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