近所の気になるお兄さん
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市場のお爺さんはこう語る
「毎回違う妹の名前で最初はビックリした………聞いてみたら更にビックリ、軍の一部隊の隊員全員が妹なんだと」
▼▽▼▽▼▽▼▽▼
「ん、よしよし………上出来だな」
鍋イッパイのポトフに上機嫌な青年……無理もない
今回ご褒美対象であるラウラはアレンジの混ざった特製ポトフが(恐らく青年の手作りなのだろうが)大好きで、とても可愛い笑顔になるのだ。
シスコンである青年がこれを喜ばない訳がない
が、まあ……ほぼ毎日何らかの理由で“妹”にご褒美を作っていることを考えると『お前よくあきないな……』と結論付けるのは妥当だろう。
「ふふふ〜ん………私の妹は世界一……可愛くて パワフルで そう!私の妹は世界一!」
半ば日本の紅白歌合戦に出ても可笑しくない歌唱力で歌いながら(前半は鼻歌だったのだろうが後半はガチだった)青年はサラダを作っていた
「私は彼女のお兄さん! 彼女の良き理解者でありたいな〜」
ちなみにこの鼻唄、妹によって歌詞がバラバラで、きちんと全員分ある……
そんな青年をジッと見る瞳がざっと31………ズバリ16人
言うまでもなく青年の妹達の一部である
その中の一人、今回ご褒美を贈呈される妹……ラウラは、モジモジしていた
顔は真っ赤……簡単に言うと恥ずかしいのだ
鼻唄の歌詞が………
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