近所の気になるお兄さん
1
[2]次話
「おや、こんなに大きなトマトが1個20……買いですね」
買い物をする客や主婦、呼び込みをする店主の声で賑わう朝市の一角
その市場で知らない者はいない常連である青年が一人、やはり買い物をしていた。
「ふふ、今日はトマト入りのポトフにしましょうか……そうなると……お爺さん、ジャガイモもくださいな」
好青年、優しい雰囲気が溢れるその容姿……
「おう、ジャガイモな……また妹さんかい?」
この市場にいる人間………観光客は別だろうが皆知っている……
「はい、ラウラ……テストで一番だったんです……ふふ、流石世界一の私の妹でしょう?」
彼がシスコンであるということ……そして彼の言う妹が軍人であり、血が繋がってないということを……
[2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ