暁 〜小説投稿サイト〜
もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
十五夜 〜幼子は座して成り行きを見定めるだろう
[1/6]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
「・・・リィンフォース、増幅機構のライン切ってくれ」
「了解した」
「よし、次は・・・シャイン。一次的にそっちのデカブツとライン繋げるぞ」
「あいさー」
「・・・シュテル嬢ちゃん、第3バイパスを直列から並列へ」
「了解しました」
「ユーリ嬢ちゃん。コアに異常は?」
「システムそのものには・・・ただ、ナハトヴァールさんの精神状態の所為か魔力供給にムラがあるみたいです」
「よし、ニルス。ナハトの頭をなでなでしろ」
「はいはい・・・なでなで」
『・・・ふん。そんなもので心を左右されるほど私は甘くは・・・』
「魔力供給正常に戻りました」
「防護結界のラインを切り離して下部端末と複合接続するぞ。ツヴァイ嬢ちゃん準備はいいか?」
「はいです!」
『貴様らぁぁぁーーーーー!!・・・うう、おまえのせいだニルス!!』

そっち方面に詳しそうな人たちが着々とナハトさん救出作戦を続けている。が、全くついていけない見学組はデュランダルというすごい武器で海を凍らせて作った足場で休憩している。
作業はクルトさん主導で補助にリィンさん、ツヴァイさん、妹そっくりシュテルちゃん、ユーリちゃん、そしてさっき巨大生物に乗ってさっそうと現れたシャインさんが付いている。

難しいことはよく分からないが、あの巨大生物は実は機械でもあるらしく、そこにナハトさんを移転させれば普通に消えずに済むそうだ。すごいね。なお、はやてちゃんは後学のために見学するそうで、シャマルさんと一緒に巨大生物の頭にちょこんと座っている。

「あ・・・あそこが目であれが口だったんだ・・・」
「離れて見ねーと岩の塊にしか見えね―な。ギガデケー・・・」

帽子に兎が付いていない方のヴィータちゃんは現在僕と一緒にしっこく鎧に抱えられている。はやてちゃんが巨大生物の上に座っているのが羨ましくなったらしい。僕も分かります、その気持ち。
ちなみになのはは偶然友達になったというフェイトちゃんとお喋りしている。

「秘密の特訓って魔法の練習だったんだね。私もお母さんに褒めてもらいたくってよくやってたんだ」
「私としてはフェイトちゃんも魔法使いだったことに吃驚したんだけど・・・そうなんだ?」
「うん。私達って実は似た者同士なのかもね!」
「えへへ・・・そうかな?あ、似てると言えばフェイトちゃんにもお兄ちゃんがいたんだ?」
「うん!お兄ちゃんはねぇ・・・」

そういえば町で発生していたという謎存在達は住民たちの手で全て駆逐されてしまったらしい。海鳴防衛隊の面目躍如だったと沖浦君が携帯のメールで送ってきた。尚、情報網によるとシャマルさん(僕を庇ってくれた方)らしき人は知り合いの人に引き取られていったそうな。はやてちゃんの家族か何かだろうか?後で聞いてみよう。
と、作業の様子を見ていたク
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ