暁 〜小説投稿サイト〜
とある委員会の委員長 番外編〜STB編〜
聖遺物のための愚行
第一話
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でもなく超能力者(レベルファイブ)とも名乗らずにあえて攻魔師と名乗った。
これにはもちろん意味がある。
だが先に国際科学安全委員会について説明しますね。
国際科学安全委員会。
International Science Safety Committee。
通称、ISSCと呼ばれているがはっきり言うとこれは学園都市のことをいっている。
そして国際機関であるから、もちろん国際連合に承認されている。
そして活動も行われており、未開発地域の科学導入を目的に働いている。
だから私はいろんなところで活躍する国際科学安全委員会と名乗ったのだ。
そして私が攻魔師と名乗ったのは、攻魔師と名乗るだけで私が来た目的がわかってもらえると思ったからである。
先にいっておきますけど、イギリス清教、ローマ正教、ロシア聖教と西欧教会は別の組織ですからね。
「木原さん。私は獅子王機関から第四真祖、暁古城の監視にやって来た姫柊雪菜と言います。」
へぇ〜。姫柊雪菜か〜。
いい名前だね。
私の忌まわしい名前と違って。
「第四真祖の監視には私がついています。ですので安心してください。」
はぁ〜。
分かってないな〜。
「あなた、本当に攻魔師なの?」
「いったいどういう意味ですか?」
「あなたは国家公務員であって、私は国際公務員。どっちが上なのか考えてもらえますかね〜。」
もちろん国家と国際では国際公務員の方が上である。
でも今回は私たちの対応も遅かった。
「でも今回はこうしましょうか。勝負しましょう。」
私は《グングニルの槍》を構えた。
「分かりました。受けてたちます。」
私は彼女が構えた武器を見て「嘗められているのかな〜。」と思いました。
彼女の構えている武器は私と同じ槍なのですが、性能が違いすぎます。
彼女の武器は七式突撃降魔機槍《シュネーヴェルツァー》。
「あなた、私を馬鹿にしているの?その武器は七式突撃降魔機槍《シュネーヴェルツァー》じゃない。私の持つグングニルの槍を相手にそれは無謀じゃないかしら。」
これで戦った場合、私は身体能力のみで100%勝てるだろう。
「これでは話になりません。」
私はグングニルをしまった。
「グングニル?・・・・それはまさか!!!」
「今ごろ気づいたの?この子はオリジナルのグングニルの槍よ。しかも私が血を分けたもの。」
「つまりあなた以外に扱うことは出来ない。ということですね。」
「そうね。」
魔槍グングニル。
私が攻魔師になったときにイギリス清教が私にくれたもの。
これを使って戦えば聖人にも劣らない力を発揮できる。
それに血を与えることにほっていくらか強化されている。
私が与えた血の量は少なかったのだが、かなりの痛みを伴った。
しかしこれ以上血を与えてしまうと生死に関わってきたと思
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