千代ノ貴キ御霊V
今まで、御霊を霊獣が襲いにかかる事件は多々あった。
聖なる蒼き丘付近には、
霊獣が多々息づいている。
太陽が丘を照らす間は、
生ある獣のみが見えるが
夜になり、月が丘を照らし、
生ある獣が眠りにつく頃、
その存在は人の目に写すことができるようになる。
霊獣は実態を持たず、
空気にたゆたう
存在。
闇夜に紛れ、まばゆい蒼白い光を
放ちながら
揺れたり、風に流され
移動していく様子が
神殿から目にすることができる。
霊獣は人の居住地にはめったに
現れず、森や丘に佇むことを
好む。
神殿の立地は、丘と村との狭間。
丘から、村に霊獣が侵入しない
よう、結界の役割の御霊を強く保つことが重要なのだ。
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ