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ドラゴンボールIF
幕間・・2つの道2人の孫悟空
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奪ったこんな世界なんて
消えてしまえば良い」


そしてブルマは過去へ遡った息子に深い
祈りを捧げる


ブルマ「トランクス早まった真似をしちゃ駄目よ
その目でしっかりと見定めなさい・・真実を」


  ・・過去は未来へと想いを繋ぎ 
未来は過去へと想いを馳せる・・


ブルマ「孫君・・・現実から逃げちゃ駄目よ
・・自分が犯した罪は自分で償うしか無いのよ」


  ・・そして運命の日が訪れる・・












こちらがカカロット暗躍バージョンです













  ・・(「止めろフリーザァアアアアア!!
  弾けろ虫けらめが!!  悟空ぅうううう!!
 〔グワッチャアアアア!!〕 クリリィイ
イイイイン!!・・〔プッツン〕・・
許さねぇ許さねぇぞフリーザ ぶっ殺して
やるうううううう!! ウゥオオオオァアア
アアアア!!・・ククク・・クハハハ・・
アァアッハハハハハハハハハ!!」)・・




闇の中で二人の男の激しく言い争う声が
聞こえる


   「おめぇこれ以上悪さすっと許さ
ねぇぞ!! 良い加減オラの身体を返せ!!」


   【フハハハハ 貴様もしつこい奴だな
未だ抵抗する力が残っているとは大した者だ】


   「ふざけんなっ オラの身体で
散々悪さしやがってっ これ以上オラの
仲間達を傷つけたら許さねぇぞ!!」


   【彼奴等も憐れな者よ 全てが
俺の掌の上とも知らないですっかり騙され
おったわっ クハハハハハ!!】


一人は孫悟空であった そして驚くべき事に
もう一人も孫悟空であった


だが雰囲気はまるで違う 一人は光に包まれ
どんな邪悪にも立ち向かう意志の強い瞳を
しているのに対し もう一人は邪悪な光に
包まれその瞳は全てを飲み込まんばかりの
禍々しい漆黒の光を放っていた


否邪悪な光に包まれた悟空は悟空ではない
この者こそがピッコロや武天老師達が
密かに恐れていた災厄の使者カカロットで
あった


そして彼の口から放たれた先程の言葉は
一体どう言う意味なのか


二人の不吉なやりとりは尚も続く


   【奴等の絶望を堪える顔は見物だったぞ
この俺様をすっかり貴様と勘違いしてやがった
本当に馬鹿な奴等よ 三年前からこの身体を
支配していたのは俺だと言う事にも気付かな
かったのだからな!!】


   「おめぇが邪魔しなけりゃオラは
とっくに警察に自首して罪を償うつもり
だったんだぞ!! それなのにおめぇは
いってぇ何が望みなんだ!!」


   【何が望みだと? 今更何を言う
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