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ドラゴンボールIF
幕間・・2つの道2人の孫悟空
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全て殺せ】


   「オラの名前は孫悟空  紛い者は
消えろ 俺の身体を返せ」


   【そうだ我等が兄弟よ 今こそ目覚めろ】


   「オラの名前は孫悟空だ  虫けらが
ほざくな俺の名前は孫悟空等ではない!!」


   【そして地に蠢く虫ケラ共を全て
殺すんだ】


   「ならオラの名前は一体  教えてやる
俺の名前は」


   【今こそ目覚めろカカロットよ!!】


   「そうよ俺様の名はカカロットだ!!」


   【そうだそれで良いのだカカロットよ!!
フハハハハハハハハハハハハハ!!】


   「ヒャハハハハハハハハハハハハ!!」


  ・・災厄の使者が遂に目覚めた・・


・・・・・・・・・・
  ・・・・・・・・・・


   「くかか・・はは・・・ふはは
・・・良い目覚めだ」


  ・・その男は長き眠りから目覚めた・・


   「最っ高だぜ!! くはははははは!!」


  ・・そしてそれをその男は家の外から
確と見ていた・・


ピッコロ「・・・(遂に目覚めたのか
奴の抑圧されていたサイヤ人の本性が・・
どうする今この場で殺るべきか)・・」


  ・・ピッコロの瞳が見据える先に映るのは
果たして誰なのか・・


  ・・ピッコロの瞳が鋭く光る・・


  ・・今直ぐにでも部屋に飛び込び込まんと
身構える・・


  ・・しかしそうはならなかった・・


孫悟空「うぅうっ・・ぐうっ」


ピッコロ「ふぅ・・・(どうやら気を失った
ようだな・・兎に角この事を一刻も早く
皆に伝えなければ)・・」


薬の効果が残っていたのか 或いは体力の
消耗からか孫悟空は気を失ってしまった


それを確認したピッコロはこの事実を
仲間達に伝える為にその場を後にする


  ・・しかし それは・・


孫悟空「かははは・・くくくくく・・・
間抜けが」


  ・・その男に全て見抜かれていた・・


  ・・そして次の瞬間 災厄の使者は
その場から忽然と姿を消していた・・


  ・・目覚めた人物は孫悟空か それとも
カカロットか・・


  ・・そして意識の中でカカロットに
語り掛けた声は一体誰だったのか・・


  ・・全ては一年後の運命の終着点の日・・


  ・・即ち南の都で明らかになるだろう・・













  ・・その日彼女は隠されていた真実を
知った・・


  ・・しかしそれは余りにも遅すぎた・・


  ・・何もかも遅すぎたのだ・・


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