幕間・・2つの道2人の孫悟空
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よりも
知っていたからだ
【どうだ驚いたか? 例え遠く
離れていても波長が合えばこのくらい簡単
なのさ これもそのナメック星人のお陰さ】
【フフフフフ】
【ククククク】
一人は緑色の皮膚に頭から飛び出た二本の触覚
それはまさにナメック星人に他ならなかった
そしてもう一人ある意味悟空にとっては
此方の人物の方が驚きであった
逆立った黄色の髪の毛にその圧倒的な存在感
それは正しく超サイヤ人に他ならなかった
何よりもその顔その顔を見ていると悟空の
記憶が刺激される
あれは己が未だ産まれたての赤ん坊だった頃
その時に自分と目の前の男は出会っては
いなかっただろうか
そんな悟空の表情が面白いのかその人物は
カカロット同様に不適な笑みを浮かべて
悟空に軽口を叩く
【どうした俺の顔がそんなに珍しいか】
「おめぇは・・おめぇは一体誰だ!!
サイヤ人の生き残りはもうオラとベジータ
だけの筈だ!!」
【貴様がそれを知る必要はない
もう消える貴様に語る必要もなかろう
なぁあ孫悟空よ!!】
【貴様は我等の計画にとって一番
邪魔な存在だ】
【この場で完全に消え去るがいい
孫悟空!!】
ググゥウウォオオオオオ!!
「ぢぐしょおおおお!! うが
ぁあああああああああ!!」
【消え行く貴様に餞別代わりに
教えてやろう こいつらは今地球に向かって
いる・・到着は凡そ一年後だ】
「何だと!?」
【俺が教えた瞬間移動で直ぐに
地球に行く事も出来るがそれでは楽しみが
ないからなぁ そんな訳で俺達は付近の
星々を破壊しながらゆっくりと地球に
向かっている最中さ そうそうもう一つ
言わせて貰えば二年前そいつがナメック星に
跳んだのも俺の助言さ・・地球のドラゴン
ボールを消す為とナメック星との繋がりを
絶つ為にな 同じナメック星人だ奴等の
考えは良くわかる】
「それじゃあ!? あの時ナメック星に
デンデを迎えに行ったのは!?」
【そうさ最初からデンデを運ぶつもりは
なかった 全ては俺達のシナリオ通りさ
おまけに貴様の無能さを演出する事も出来た】
「畜生!!」
【地球に着いたら真っ先にお前の家族を
皆殺しにしてやるよ なぁ孫悟空よ嘸や
嬉しかろう もう直ぐあの世で再会出来るん
だからな】
「てめぇらはぁあああ!! 止めろ
ぉおおおお!! そんな事させねぇぞ!!
うがぁああああああ!!」
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