逞しく成長した嘗ての少年は今漸く家族と再会し彼等に一時の安らぎが訪れた・・そう束の間の安らぎが
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・・2人はそれ以上言葉を発する事なく
力強く暖かく抱き締めあった・・
・・2人の瞳からは涙が留まる事なく
零れ落ちていた・・
・・この日ドクターゲロは二十五年振りに
嬉し涙を流した・・
・・そして研究所では夜が更けてもずっと
涙と笑い声と・・
・・家族の語らいが終わる事無く
続いていた・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
「オギャァアアア!! オギャァ
アアア!!」
「ふふ・・可愛い赤ちゃん 私達の
赤ちゃん」
・・何処からか赤ん坊の泣き声が
聞こえてくる・・
・・母親と思われる女性は生まれた
ばかりの赤子を胸に抱き優しく微笑んで
いた・・
・・そんな母親と赤子の周りには
数人の人影が見える・・
・・その内の一人が赤子を抱いている
母親に優しく声を掛ける・・
ベジ?タ「ブルマ良く頑張ったな ありがとう
俺達の赤ちゃんを産んでくれて」
ブルマ「ありがとうベジ?タ 貴方が側で
ずっと声を掛けてくれていたお陰よ」
・・母親の名はブルマ 父親の名は
ベジ?タ・・
・・そして産まれてきのは二人の
愛の結晶・・
・・幸せそうな三人に周りに居た
ブルマの両親が嬉しそうに声を掛ける・・
ブリーフ「おめでとうブルマ ベジ?タ君
この日が来るのをずっと待ち望んでいたよ
元気な男の子だもう名前は決めてあるのかい?」
ブリーフ夫人「そうよそうよ ねぇねぇ二人供
赤ちゃんの名前はもう決めてあるの?」
・・二人の言葉にブルマとベジ?タは顔を
見合わせると息を合わせて口を開く・・
・・ベジ?タとブルマの愛の結晶・・
「「この子の名前は」」
・・その名は・・
「「トランクス!!」」
・・トランクス 未来を守る希望の
戦士・・
「「生まれてきてくれてありがとう」」
・・誇り高きサイヤ人の王子たる夫と
世界有数の頭脳を持つ妻の間に産まれた命の
誕生の瞬間だった・・
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