逞しく成長した嘗ての少年は今漸く家族と再会し彼等に一時の安らぎが訪れた・・そう束の間の安らぎが
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占い婆「この期に及んでまだ言い訳をするのか!!
貴様のせいで弟は最愛の弟子と決別した
ピッコロは勿論の事恐らくはベジ?タやヤムチャも
他にも天津飯や餃子も孫悟空と決別するぞ
そして家族からも見放され孫悟空は一人
ぼっちじゃ じゃがそのままでは終わらん
どんなに遅くても三年後あやつのサイヤ人の
本性が目覚め今の人格は完全に消える
そしてフリ?ザを遥かに越える究極の破壊者の
誕生じゃ・・全て貴様のせいじゃろうが!!
孫悟飯よ!! 人間でありながら人間を
裏切った愚か者めが!!」
孫悟飯「ううぅぅっ・・うああああぁぁぁ」
占い婆の己を責める言葉に孫悟飯は何も
言い返せなかった
占い婆「思えば1番の被害者は他ならぬ孫悟空
自身かもしれんな・・じゃがもう遅い遅すぎるのじゃ
ここまで事態が動いてしまっては最早誰にも
止められぬ」
孫悟飯「くぅうっ・・儂は・・儂は」
彼にも分かっていたからだ全て自分が悪いと
占い婆「はぁ・・悲劇はおわらんぞ」
そんな孫悟飯を尻目に占い婆は悲しげに
水晶玉を見つめる
・・水晶玉は告げていた・・
・・三年後一人の心優しき男と小さな命が
破壊者の手にかかり死ぬ・・
・・そして周りを取り巻く命にも
暗雲が迫っている・・
占い婆「一体どれだけの命が犠牲になるんじゃ
・・何故こんな事になったんじゃ・・
これでは余りにも救いが無いではないか」
・・水晶玉が鳴いていた・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
一方時間を遡りヤムチャはプーアルと共に
自分の故郷に隣接していたレッドリボン軍跡地
に来ていた
ここに来た訳は自分の弟と妹及び祖父の
ドクターゲロの居る場所の手がかりを探す為と
自分の故郷の皆のお墓参りがしたかったからだ
ヤムチャ「あった・・ここだな」
プーアル「この墓の下にヤムチャ様のご家族や
村の皆さんが眠ってるんですね」
そして二人は村の人々が眠るお墓の前に
立っていた 慰霊碑にはこう書かれていた
・・幼き命を守り未来を託しその命を
散らせた誇り高き人々此処に眠る・・
それを慰霊碑に手を当て暫く懐かしそうにも
寂しげにも見ていたヤムチャがぽつりと呟く
ヤムチャ「俺の故郷の村はさ寒い影響もあって
子供の数が極端に少なかったんだ だから俺や
産まれたばかりの弟と妹は本当に可愛がって
もらったよ 俺にとっては血の繋がり何て
関係無く村人皆が俺の家族だったんだ」
プーアル「ヤムチャ様・・・」
キィコキィコ
「
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