そして地球からは奇跡の力が喪われ 彼の者は帰るべき故郷を永遠に喪った
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それは気の遠くなる程の長い時を生きてきた
儂にとって素晴らしい出会いじゃった
皆に出会えた事で儂の人生は生まれ変わった
のじゃ
皆のお陰で儂は人間に戻れたのじゃ
あの子達は儂の息子の様なものじゃ
それは何物にも代えられない人生の宝じゃ
誰にでも言える何度でも言える 皆儂の大切な
家族じゃと
初めて海ガメの背に乗って悟空の奴が
儂の所へ来た時の事は今でも昨日の事の様に
思い出せる
背中に儂が授けた孫悟飯の如意棒を背負って
溢れんばかりの笑顔で儂に強くなりたいと
挨拶したな その笑顔を儂は信じたのじゃよ
信じられたのじゃよ
その直ぐ後にクリリンの奴が来たのじゃな
そして二人は兄弟の様に一緒に修行に励み
強くなっていったのじゃったな
そして天下一武道会で儂はジャッキーチュンと
名を変えてヤムチャと戦った その時に儂は
初めてお前が大猿に変わるのを見た
その時大猿に変身したお主に微かな胸騒ぎを
覚えながらも何も調べる事もしなかった
自分自身の迂闊さを今となっては後悔する
ばかりじゃ
その後も瞬く間に時は流れていった
天津飯達との出会い その後には信じても
いなかったピッコロ大魔王の復活 今では
良き相談者と言うのが何とも可笑しな
ものじゃの
それをお主は仲間との絆で見事に打ち倒したの
それからもお主は多くの出会いを繰り返した
皆お主の人柄に惹かれてお主の周りに
集まってきた それからもお主はどんどん
強くなっていった
強く強く何処までも強く誰も手が届か無い程
強くなっていった 本当にお主は強くなった
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
武天老師「その結果・・強くなり過ぎて
命の価値が分からなくなる程にのぅ」
海ガメ「・・・亀仙人様」
普段着から戦いに赴く時に着用する胴着に
着替えながら武天老師は無表情で呟く
その隣では長い月日を武天老師と一緒に
暮らしてきた海ガメが心配そうな表情で
見ていた
武天老師「ふぅ・・のぅ悟空よ 皆が皆
おの主ように強い訳では無い なのにもし
命を蔑ろにするような発言をするならば
・・その責任は儂がとらねばならん・・
儂がお主を討つ」
そして考えるのはドラゴンボールの事
ドラゴンボールで生き返る事が出来るのは
一度だけ しかし神様の力があればそんなもの
は幾らでも変える事が出来る
武天老師「最も神様もそんな事はせん
じゃろうがな・・じゃが悟空は間違いなく
ドラゴンボールの事を考えておるじゃろう
・・じゃがなそれでは駄目なんじゃよ
命を
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