そして地球からは奇跡の力が喪われ 彼の者は帰るべき故郷を永遠に喪った
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様は心の中で泣き叫んだ そして今更
ながらに孫悟空に嘗て未来を託した事を
後悔した
力のみが成長し心も成長する事をしなかった
憐れな子供
・・神様は判定する事を決めた・・
神様「何故答えられんのだ孫悟空!!
お前には分からんのか直ぐに答えられない
その意味を!! 本当に分からんのか
悟空よ!!」
孫悟空「ちょ!! ちょっと落ち着けよ神様
こんな質問位で何怒ってんだよ!!」
状況の理解出来ない孫悟空は神様を落ち着かせ
ようとするが彼は何も理解してはいなかった
自分を見つめる皆の視線が驚く程に冷えきって
いた事を
その中には遅蒔きながら漸く状況が飲み込めて
きたチチと孫悟飯の視線も含まれていた事を
尚も神様の悲しみと憤りの無い咆哮が続く
神様「お前以外の皆は直ぐに答えられたぞ!!
ここに居るお前以外の全員が!! ヤムチャが
天津飯が餃子がクリリンが皆素晴らしい答えを
示してくれた!! あのベジ?タさえもだぞ!!
殆どの皆が家族を守りたい弟子を守りたい
そう言っていた そんな中でベジ?タや
ピッコロは両方選ぶと言いおったわ!!
力等に支配されずにこの力で守り抜いて
みせると その姿は誇り高く素晴らしい者
だった 儂は嬉しかった ピッコロが
これ程までに人間を愛してくれた事が
なのに何故貴様は選べんのだ!! 両方選ぶと
力等に支配されず愛する者を守ると・・
何故言えんのだ孫悟空!!」
孫悟空「い・・いや・・・突然そんな事
言われてもよう そんな意味のねぇ質問に
なんか」
・・尚も状況が理解出来ず言い訳を
しようとする孫悟空に・・
・・審判の答えを得た地球の神は
己の答えを示す事となる・・
神様「もうよい・・・悟空よ」
何時の間にか神様の周りにはドラゴンボールが
浮かんでいた そもそもドラゴンボールは
神様が作り出した物だ 従ってテレポートで
自分の元に呼び寄せるのは簡単な事であった
孫悟空「おほっ ドラゴンボールじゃねえか!!
神様気が利くじゃねえか!! 流石神様だ!!」
・・自分勝手に解釈し嬉しそうな
孫悟空を尻目に・・
・・地球の神は自分の周りに浮いている
ドラゴンボールを・・
神様「奇跡はもう二度と起こらん・・
ドラゴンボールは今此処に完全に消え去る」
パッリイイイィン!!
・・念導力で粉々にした・・
孫悟空「な!?・・何馬鹿な事してんだよ
神様!! ドラゴンボールと神様が協力して
くれれば何度死んでも生き返ったんだぞ!!」
一人驚き喚きたてる孫悟
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