そして地球からは奇跡の力が喪われ 彼の者は帰るべき故郷を永遠に喪った
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落とさないように精一杯生きる事が
大切なのじゃ」
・・孫悟空が間違い無く考えているで
あろう事・・
・・死んでもドラゴンボールで生き
返らせれば良い・・
・・それは自分が強くなり過ぎた事による
他人の命への価値観の違い・・
戦いの胴着に着替え終わると武天老師は
海ガメに話し掛ける
武天老師「ではの海ガメ 暫しの間留守を
頼んだぞ」
海ガメ「亀仙人様無茶です勝てっこありません
どうか考え直して下さい」
海ガメの武天老師を案じる言葉に彼は
安心させる様に口を開く
武天老師「心配するでない 今回は奴の覚悟を
確かめるだけじゃ」
そう呟くと武天老師は目を閉じ仲間達の事を
考え出す 恐らくはピッコロやヤムチャ
或いはベジ?タも同じ考えじゃろう
今はまだ戦うべき時期ではない
・・真の決着をつける時期は 場所は・・
武天老師「それは三年後・・南の都じゃろう
その為に手紙で国王には今のうちから
避難を呼び掛けておるからのう」
・・そう呟くと武天老師は飛空挺に乗って
亀ハウスを後にした・・
海ガメ「亀仙人様・・お辛いでしょう」
・・後には海ガメの言葉が亀ハウスの中に
虚しく響いていた・・
・・・・・・・・・・・・?
・・・・・・・・・・・・
神様「返す言葉もないな・・武天老師よ
お主の言う通りじゃな・・やはり儂は
ドラゴンボール等創ってはいけなかったの
かもしれん」
ここは天上界 ここでは今神様が地上を
悲しげに見下ろしていた そしてその横には
彼の従者であるミスターポポが控えていた
神様が視線はそのままにミスターポポに
話しかける
神様「のぅポポよ こう言ってはなんだが
儂は悟空が人を殺した事を怒っている
訳ではない」
ミスターポポ「はい 神様」
ミスターポポの頷きに神様は先を続ける
神様「儂が悲しんだり怒ったりしているのは
武天老師が言ったように悟空が人の死に対して
無頓着になってしまったからじゃ」
ミスターポポ「良く分かります 悟空は何でも
ドラゴンボールに頼りすぎ・・でもドラゴン
ボールはもう」
ミスターポポの意味深な発言に神様は
若干躊躇った後に話を続ける
神様「・・その通り ドラゴンボールはもう
人を生き返らせる事は出来ない」
ミスターポポ「ドラゴンボールは人々の
願いの結晶 でも悟空達がドラゴンボールを
使い過ぎた影響で負のエネルギーが溜まって
いる・・人を生き返らせるなんて凄い
エネルギーを使うからそん
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