『二十二話』〜ソウルユニゾン〜
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すると
「「「「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」」
俺とリニス、デバイスたち以外の四人が叫びだした。
「どうした?」
「た…た……拓斗君!?」
「死神は君だったのか!?」
「は!?」
なんでわかった!? 顔は隠しているはずだぞ!!
「フードが外れてますよ?」
「へ?」
――ペタペタ
「マジだ……」
何故かフードがとれていた。
ユニゾンアウトの時に外れたのか?
「まぁ、いいか」
「「「「いいの!?」」」」
過ぎたことだ。
「それより……フェイト」
「なに?」
そのままフェイトの頭にチョップ。
「この愚か者が!」
「ひぅ!?」
「お前はなにをしたかわかってるのか? 下手したら死んでしまうかもしれなかったんだぞ!」
「ご、ごめん……」
「はぁ、良いから手を出せ」
「うん」
「癒しの巫女の魂よ 今一時 その力を我に宿し 傷つきし者を救い給え『治癒』」
あの時と同じ魔法をかけ、フェイトの怪我を直し終えると、
「もうこんな事するんじゃないぞ。俺の命がいくつあっても足りない」
「うん。ありがとう。心配してくれて」
恥ずかしそうにしながらもフェイトはお礼を言った。
その後、フェイトとアルフは自分の家に戻り俺とリニス、なのはとユーノの四人で帰っていた。
「ねぇ、拓斗君」
帰り道、なのはが話しかけてきた。
「わたしがもし恭フェイトちゃんと同じことをしたらどうするの?」
「まぁやったら怒るだろうな、極力そんなことはしてほしくないけど」
「今日みたいに?」
「当然。おまえもアイツも、俺にとって大事な奴なんだ。傷つくところは見たくない」
「だ、大事!?………ありがとう///」
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