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魔法少女リリカルなのは 〜黒影の死神〜
『二十二話』〜ソウルユニゾン〜
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は咄嗟に即席のシールドを展開する。
 しかし、そのシールドもすぐに罅が入る。


[どうするんだ! そんなに長くは持たないぞ!! 強力な防壁を展開する時間もねぇ!!]

「クソッ!!」


 なにか……なにか方法はないのか!?















「なにやらお困りの様ですね」










「え……?」

「この声って……」


 突然聞こえてきた声にフェイトとアルフが反応する。
 俺は声のする方へ視線を向けると。





「私にできる事がありましたら手を貸しますが?」





 元プレシアの使い魔、現俺の使い魔であるリニスがいた。





 フェイトside

「リ……リニス?」

「はい、お久しぶりですねフェイト」


 私の呼びかけにリニスは微笑みを返してくれた。
 本当に、本当にリニスなんだ……


「再開のところ悪いがいいか?」

「はい、早めに終わらせましょうか」


 死神に呼ばれたリニスは死神に近づき向かい合うと、二人の足元に見た事のない術式が展開された。


「契約を交わせし友 その名はリニス 一つとなりて我に示せ 秘められし力を!『ソウルユニゾン』!!」


 死神が詠唱を終えると同時に彼とリニスの二人は光に包まれ、光が治まると。










 私たち位に幼くなったリニスがいた。










「「「「ええぇぇぇぇぇぇ!!?」」」」

「ソウル、どうすればいい?」


 この声、死神かな? リニスは何処に行ったんだろう?

 死神がソウルに尋ねる。


[簡単だ、物量で黙らせりゃいい]

「そうか……ならあれでいくか」


 死神は右手を上に向け詠唱を始める。


「アルカス・クルタス・エイギアス。疾風なりし天神、今導きのもと撃ちかかれ。バルエル・ザルエル・ブラウゼル――」


 死神の詠唱と共に周囲に大量の黄色のスフィアが出現した。


「あれってフェイトの!!」


 アルフが驚いてる。私も驚きを隠せない。
 だってあれは……あの魔法は!!


「『フォトンランサー・ファランクスシフト』撃ち砕け、ファイアー!!!!」


 その言葉多量の閃光の雨がジュエルシードに降り注いだ。
 その光に飲み込まれたジュエルシードはまるでなすすべもないように光を失った。


「ジュエルシード、強制無効化成功」





 拓斗side

「『ユニゾンアウト』」


 ジュエルシードの無効化を終えリニスとユニゾンアウト
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