『二十二話』〜ソウルユニゾン〜
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「それより、ジュエルシードはどうした?」
「え?」
「そう言えば………あ、あそこに!」
[おいおいおい……かなりマズイ状況だぞこりゃ]
「なのは! フェイト! いますぐ戦闘を中止しろ!!」
「「え?」」
急いで二人を止めるが、遅かった。再び互いのデバイスがぶつかり合った瞬間ジュエルシードからまばゆい光が空に向かって延びた。
「「え!?」」
「どうして!?」
「封印したはずなのに」
どうしたもこうしたも、お前たちの戦闘によってできた残留魔力に反応したんだろうが!!
ジュエルシードの魔力波によってこちらに向かって飛ばされたなのはを受け止める。
「大丈夫かなのは?」
「うん、ありがとう死神さん」
レイジングハートを見るとあちこちににひびが入っており、封印できる様子ではなかった。これを見るとバルディッシュもおそらくそうだろう。
「ユーノ! こういう時の対処法は!?」
「わ、分からない……僕もこういう現象は初めてなんだ」
[くっ。どうすれ「なにやってんだい!フェイト!?」は……!?]
アルフの叫びが聞こえ、フェイトの方を見るとフェイトがジュエルシードを両手でつかんで封印しようとしていた。
「あのバカ!!!」
あのバカは何をしようとしているんだ!?
自殺願望者か!?
「ソウル!!」
[『飛斬 魔装狩り』展開!!]
フェイトの両手の手袋は破れていてそこから血がにじみ出ていた。
「ッ!? このバカ野郎が!!」
「え!?」
急いで、フェイトからジュエルシードを手放させ、ジュエルシードに向け、『飛斬 魔装狩り』を5連で放つが
――カカカカカーーン
「は!?」
「にゃ!?」
「うそ!?」
「弾いた!?」
[マジか……]
上から俺、なのは、フェイト、アルフ、ソウルとそれぞれの驚き方を見せた。そりゃ飛ばした魔力刃をすべて弾いたのだから驚くだろう。
そしてその刃はユーノの近くに、
―ザグザグザグザグザグッ
「ひぃいいいいいい!?」
「ユーノ君!?」
ユーノには当たらなかったが偶然にもユーノの周りを閉じ込めるような形で刺さった。
すまんユーノ……あとで出してやるから。
「ソウル! これはどうなってる!?」
[ジュエルシードの放出魔力量が多すぎたんだ! だから『魔装狩り』があまりの魔力量に跳ね返された……! また来るぞ!!]
ソウルが叫んだ瞬間再び、先程より数倍大きな魔力波がジュエルシードから放たれこちらに向かってくる。
俺
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ