七幕 羽根がなくてもいいですか?
2幕
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がキョーミあるのは〈妖精〉のわたしだけだって。――だからずっと考えてた」
フェイはまっすぐジュードを見た。
「いつかフェイが〈妖精〉じゃなくてもスキでいてくれる人と逢えたらいいなって」
言って、自分がとても分不相応なことを言った気がして、フェイは目を伏せた。
「これってワガママ……かな」
「……そんなことないよ」
ジュードは優しくフェイの頭を撫でてくれた。くすぐったかった。
ぴんぽーん
「誰かな」
「出て来る」
フェイはエプロンを外すと、とたとた、と行って玄関を開錠した。ドアがスライドする。
立っていたのは――ユリウスだった。
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