第参話
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
う切断音が響く。
ベルベルの腹全体が激しく痙攣し、ベルベルの目は白目を剥きかけている。
ベルベルが気を失いそうになったところで、謎の男はドリルを止めた。
この間、実は僅か5秒ほどであったが、ベルベルには、1分にも、1時間にも感じられたかもしれない。
「おへそは深い方が健康と言われてますから、もっと深くしてあげようと思ったが、これ以上深いとおへそのゴマの掃除が大変だと思う、この辺にしておくぞ。」
ドリルを抜くと、へその奥の方の、きつく閉じていた皮膚はズタズタに剥き裂かれ、真っ赤な肉が見えており、痛痛しい。
しかし、微かに血が滲んでいるものの、ドリルの径が細かったこともあり、大きな出血はないが、肉をきつく閉じていた筋が切れてしまい、へその奥まで楽に見えるようになった。
又、へその浅い入り口付近は傷つけていないので、ドリルを抜くと、元のように縦長に閉じたが、赤い腫れは、先刻以上に酷くなっている。
ベルベルは、へそに痺れるような痛みが走り、息や言葉が出せないほどである。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ