第四章
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りはそんな藍に呆れていた、だがそれでもだった。
藍はずっと秀幸を見ていた、そして。
部活の最後まで見守るというか見張ってだ、そして言うのだった。
「それじゃあ後はね」
「これで終わりじゃないってことね」
「まだなのね」
「そうよ、今度はね」
望遠鏡を自分の鞄に収めつつ言う。
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