暁 〜小説投稿サイト〜
逆リバウンド
第三章
[2/2]

[8]前話 [9] 最初
うに話す。
「元の木阿弥や」
「まあそれがやっさんの標準の体型ってことかもな」
「無理して太ってもかいな」
「元に戻るっちゅうことや」
「そうなるんやな」
「そういうこっちゃろな」
 清もまたブラックのコーヒー、砂糖を入れないものを飲み言う。しかし彼はそれでもそれなりに太っている、その彼が言うのだ。
「わしがこれが標準っちゅうのと一緒でな」
「わしもやねんな」
「痩せてるのが標準やっちゅうこっちゃ」 
 泰に対して言う、そして泰も納得した顔で言った。
「ほなもう太ろうとはせんわ」
「それがええやろな」
 自然体でいくというのだ、清も彼のその言葉を入れて頷き二人でコーヒーを飲んだ、そのブラックで砂糖を入れていないコーヒーを。


逆リバウンド   完


                     2013・10・31
[8]前話 [9] 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ