第三章
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うに話す。
「元の木阿弥や」
「まあそれがやっさんの標準の体型ってことかもな」
「無理して太ってもかいな」
「元に戻るっちゅうことや」
「そうなるんやな」
「そういうこっちゃろな」
清もまたブラックのコーヒー、砂糖を入れないものを飲み言う。しかし彼はそれでもそれなりに太っている、その彼が言うのだ。
「わしがこれが標準っちゅうのと一緒でな」
「わしもやねんな」
「痩せてるのが標準やっちゅうこっちゃ」
泰に対して言う、そして泰も納得した顔で言った。
「ほなもう太ろうとはせんわ」
「それがええやろな」
自然体でいくというのだ、清も彼のその言葉を入れて頷き二人でコーヒーを飲んだ、そのブラックで砂糖を入れていないコーヒーを。
逆リバウンド 完
2013・10・31
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