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モダンな悪魔
第二章
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好きなんだよ」
 ここで悪魔らしくない言葉だった。
「それもでかいのがな、だからな」
「じゃあこれでいいんだね」
「ああ、軽い契約だしな」
 魂やそうしたものを要求する程のものではないというのだ。
「だからな」
「そうなんだ、それじゃあ」
「足らないと街でアイスでも買ってもらうからな」
 やはり契約の報酬としてだ。
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