第二章
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初
かったがそれは留めて別の言葉を言うのだった。
「じゃあ美味いカレーをな」
「食べましょう」
「ええ、けれど」
喜和子は苦笑いになって時一郎を見て言う。
「少しは気にして欲しいけれど」
「何がだよ、美味いぜ」
「美味しくてもよ、味とかね」
それを言うのだった。
「少しはね」
「美味いのにおかしなこと言うな」
彼だけがわかっていなかった、しかし何はともあれカレーは美味しく食べられるのだった。四人共そうだった。
カレーライス 完
2013・10・2
[8]前話 [9]前 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ