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IS インフィニット・ストラトス 〜さびしがり屋の少年〜
第一章 IS
カウントダウン
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ISの展開が終わると同時にシャルロットさんのISを見る。
ん? あれって......
と、そこでシャルロットさんが僕の疑問に気付いたのか、口を開いた。
「ああ、僕のリヴァイヴはね、量産型のリヴァイヴを改良したカスタムTをさらに改良した物なんだ。だから正式にはこの子の名前は《ラファール・リヴァイヴ・カスタムU》」
「へぇ......」
カスタム機って事は結構シャルロットさん好みに改造されているんだろう。
ちょっと警戒した方が良さそうだ。
蒼穹は遠距離型に最も弱い。
あの機動力と(織斑君には見せてないが)換装力を出すために、装甲は薄くなり、さらにシールド等の防御系統は無しだ。
まぁ、そのために色々鍛えたんだけど。
シャルロットさんは武装をまだ展開していない。
この状態で僕が展開する武器は一つ。
そう思いながら、名称未明の鞘付き刀を展開し、腰にそえて、左足を引き、右手で柄を握り、左手の親指で少し鍔を押し出す。
いつも通りの居合の構えだ。
大体彼我の距離は数十m。
もしカスタムTの時にあった機動力を活かして突っ込んできても、一刀両断出来る!!
「おーい、二人とも、準備は大丈夫かー!!」
ちなみにすでに教師から許可はとってあり、何故か観客席みたいなところに大量の女子生徒と先生方が......。
なぜに??
まぁいいけど。
「僕は大丈夫。シャルロットさんは??」
「僕もOKだよ」
武器持ってない気がするけど......。
これは警戒した方がいいな......。
「じゃあ、カウントしてくから0になったら開始な!!」
「はーい」
「わかった」
「よし、行くぞ!10ーー」
カウントダウンと同時に目を瞑り息を吸い込む。
「9ーー」
そして吐く。
「8ーー」
そしてまたは吸う。
「7ーー」
そしてまた吐く。
深呼吸。
「6ーー」
目を開き、集中する。
「5ーー」
今のところシャルロットさんに動きはない。
「4ーー」
もう一度吸う。
「3ーー」
そして吐く。
「2ーー」
集中しろ。
「1ーー」
今は助けてもらったシャルロットさんじゃない。
今のシャルロットさんはーー
「0!!」
ーー敵!!
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