第五章 StrikerS編
第百四十八話 『公開意見陳述会(6) レンの心の傷、癒しなす乙女』
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「ギンガさん!?」
ギンガさんは突如として倒れてしまった。荒い息遣いをしていて苦しそうだ。
見れば背中から血を流していて少し血だまりができていた!
どうして今まで気づかなかったんだ!?
それでどうにかしようと思った矢先に、
「…見つけたっスよ?」
「ったく。探すのに苦労したぜ!」
先ほどの戦闘機人二人が現れた。
さっきまでの僕だったら諦めていたかもしれない…。
けど、もう弱音を吐きたくない! 諦めたくない! ギンガさんは僕が守るんだ!
そして立ち上がり、二人を睨む。
「…こいつ、さっきまでのガキか? まるで別人じゃねーか?」
「僕は、もう諦めないって決めたんだ! 戦う手段が無くても抵抗して見せる!」
「ほう…いい度胸じゃねぇか! なら今度こそ完璧に心を折ってやるぜ!」
「あちゃ〜…ノーヴェの変なところが感化されちゃったっスね…」
あちらの二人がそれで構えてきたが、弱虫でもいい…最後まで強くあろう!
「―――その思いを大切にしなさいね、レン…」
その時だった。
僕の背後からもっとも尊敬している人の声が聞こえてきたのは。
その人は、
「シホさん!」
「よく頑張ったわね、レン。…さて、私の家族達を痛めつけてくれたお礼をしなきゃね?」
「「ッ!?」」
シホさんは戦闘機人の二人に視線を向けて構えるのだった。
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