興味本心
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
『いや〜。流石、二次元!お菓子も美味しいね〜』
と、紙袋を持ち、食べ歩きしているムウマ。
『でっかい建物〜』
すると、周りに建っているのと違う建物に目が着く。
『ちょっと、覗いて来よっと♪』
裏道に回り、浮遊術を使って行動に移る。
『あの人、もしかして…(妖笑)』
後ろ姿に、何かに気付いたムウマは、ニヤリと笑い、再び行動を始める。
アハハッ…
スパンダム「何だ!?誰か居んのか!?」
静かな部屋で、不気味な笑い声が響く。
アハハハハハッ…
スパンダム「!!?」
ビクビクと怯え、周囲を確認するスパンダム。
『スパンダムさん。さっきから何探してんの?』
スパンダム「いや。何って訳じゃねぇんだが……
ギャーッ!!!!」
左肩にしがみ着いてるムウマに気付いたスパンダムは、思わず悲鳴を上げる。
『アハハハハハッ(笑)』
スパンダム「だ、誰だお前!?侵入者だな?!」
『耳元で煩いよ』
スパンダムから離れ、ふわふわと宙に浮かぶムウマ。
スパンダム「お前!能力者なのか!?」
『そうだよ』
スパンダム「目的は何だ!」
スパンダムは、焦りながらも不法侵入者の彼女を見る。
『別に?唯、興味本心で入っただけ』
スパンダム「そんな理由で、不法侵入して良いと思ってんのか!!」
『ウチの勝手じゃん』
ムウマの答えに、返す言葉が無いスパンダム。
『ねぇ、他のメンバーはぁ?』
スパンダムに尋ね様とした時、
?「さっきから何騒いでんだよ。長官?」
そこへ、CP9のメンバーのジャブラ,カリファ,カク,ルッチが現れた。
『まさか、CP9の方から出迎えてくれるとは(妖笑)』
全「「!?!?」」
本来、秘密組織のCP9の名を、意図も簡単に口にするムウマ。
ルッチ「貴様、何者だ?」
『修羅場好きの傍観者で〜す(笑)』
ルッチ「ふざけてるのか」
カク「早めに始末した方が…」
殺気を立てながら、ムウマを睨み付けるルッチとカク。
『カリファ〜!』
逃げる様に、カリファの後ろに避難するムウマ。
『ルッチとカクが虐める〜!』
カリファ「…/////」
弱々しい仕振りを見せて、フードから見える黒い瞳が、カリファを捕らえる。
『ズッ…スパンダムさんもっ…死ねって…ズッ…(ノ_・。)』
カリファ「長官?(
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ