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鉄槌と清風
5部分:5:アースラにて
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動きしてたぞ、しかもしっかり修行した感じで」

 「あはは、なのはちゃんの場合は、相手の攻撃を受けきってから、大威力砲撃で落とす、『砲撃魔導師』だからね」

 「戦車みたいな感じなのか?」

 「ちょっ、エイミィさんっ!、よしくんも変な事言わないでよっ!」

 「ごめんごめん、あと、良彦君は、変換資質もあるみたいだね、風の資質、あんまりいないんだけどね」

 「良く判らないけど、珍しいのか?」

 「まぁ、僕も風の変換資質に関してはあまり聞かないな、多いのは炎や電気だし」

 「ふーん、まぁあって困らないならいいんだけど」

 「あ、そだあとね、良彦君のデバイスなんだけど…これってアームドだよね、どうしたの?」

 「デバイスって、なに?」

 「魔法使うための道具だよ、レイジングハート」

 『了解、起動』

 声と共に、なのはのもっていた赤い珠が杖に変わる。

 「そのレイジングハートや僕のS2Uがデバイスだ、ミッド式は基本杖になる事が多い、後レイジングハートは……」

 とりあえず、インテリジェンスとストレージの違いを教わったが、まぁ会話できるのがインテリジェンスくらいしか判って無い。

 「で、アームドデバイスなんだが…昔、ミッド式と勢力を2分していたベルカ式という魔法のデバイスで、カートリッジシステムという特殊な機構を使って、一時的に魔力を引き上げたりできる」

 「んで…俺のがそのアームド?」

 「あぁ、籠手型らしいな…」

 画面にウィンドウが一枚開き、鋼色の籠手が写される…シンプルな籠手で、手の甲辺りに数本のスリットが入っている、肘位まである腕甲の途中に、スジが入っていて、其処が開いた映像も写されている。

 「腕の方のスリットが、カートリッジの装填場所だな、恐らくこのサイズだと、両手合わせて4本くらいが最大だろう、手の甲のスリットはよくわからないけど」

 「ふーん…まぁ、とりあえず、話は大体判ったし、この後どうするんだ?」

 「あぁ、そうだった…魔法の事の確認もあるし、訓練室へいこう、そこでデバイスも返すよ」

 「おぉっ、魔法使ってみろってことだな、おっし、早くいくぞっ」

 すくっと立ち上がり、食堂を飛び出し…次の瞬間、戻ってくる。

 「訓練室って、何処だ?」

 「よしくん…駆け出す前にきづこうよ?」

 「良彦…落ち着きが無いって言われないか?」

 「あはは、まぁまぁ、クロノ君あんないしてあげなよ」

 良彦の行動に3者3様に答えるのだった。
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今回は、良彦が時空管理局とかについての知識を得たというお話、途中かなり
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