暁 〜小説投稿サイト〜
Angel Beats! the after story
TK 〜In my memory〜
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て反応する人をみるのは初めてだった。

「かっ、かっこいいのかな」

「うん、かっけぇーよ。いいな〜俺もそんな名前が良かったな〜。」

「君の名前は?」

「あっ、言ってなかったな。俺の名前は葉山、葉山 社(はやま やしろ)って言うんだ。社って呼んでくれ、よろしくな。」

「社くん、よろしくお願いします。」

「かてぇ〜よ」と背中を叩かれた、これが僕の最初の友達、社くんとの出会いだった。
その時の僕の心の中は興奮でいっぱいだった。そして、社の足が止まり周りを見るとさっきの広場よりも大きな場所に着いていた。

広場には、たくさんの人が踊っていて、すごすぎて声が出なかった。
社は機械をいじり何かをしていたがすぐに終わり、声をかけてくる。

「Come on Let's dance」

そう、僕のあの言葉は、社が原点だった。でも、この頃の僕には英語の意味なんてわからなかったから、反応に困り何も言えなかった僕に、社は「そこは、OK Let's danceだろ」と優しく教えてくれた。そのまま、1曲だけ踊ったが社くんに勝てる気はしなかった。隣で踊るとよく分かる、まるでピエロみたいに軽々と体を動かして、周りを魅了していたのを今でも覚えている。

少しだけという約束だったが、もう夕暮れになっていて、急いで帰り祖母にこっぴどく怒られてしまった。


それからは、外にでる機会があれば、必ずいつもの広場で社とダンスを踊ったり、話したりした。社くんは引っ越してきたばかりらしく、方言の強い京都に馴染まず高校をサボり、ダンスをしてたらしい。社くんに「TKは京都弁でないよな」といわれた。その理由としては旅館には標準語のお客様が多く、京都弁だと伝わらないから祖母に厳しく標準語を教わったからである。でも、興奮すると、つい方言がでできてしまう。そんな話をするのが楽しかった。

だが…そんな幸せな日々は急に終わりを告げる。


僕はいつもの様に買い物帰りに社くんのいる広場に向かったが、そこには社くんの姿が見えなかった。顔見知りのダンサーに聞いても知らないの一点張りだった。また次の時も、そのまた次の時も社くんはいなかった。

そんなある日の深夜、トイレに行くために部屋を出たら、1室だけ明かりがついていた。不審に思い、足音をたてずにドアに近づくと祖母の声と古株の大和さんっていう、祖母と仲の良い料理長が何かを話していた。耳を澄ますと…

「最近、あのガキの帰りが遅いから、後をつけてたら案の定、友達なんか作っていたよ。だから、その友達に言ってやったよ。2度とあいつに会うなってね」

「それは、黒いことをするねぇ〜、女将さん」

「あいつがいけないんだよ。ただの雑用なのに友達なんて贅沢なもんを作るのがね。」

許せなかった。許
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