軍編制
地球連邦軍の編制@
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??地球連邦成立とともに常設された、史上最大の軍組織??
国家間の紛争解決や宇宙移民推進のために誕生した超国家規模組織である地球連邦では、各国の軍隊も統合、再編の対象となった。この結果、主要国の軍隊を中心に編成された地球連邦が誕生した(地球連邦構成国家は、地球連邦とは別個に軍組織を所有している)。その中でも?~?は、U.C.0083頃までの地球連邦軍の編成を紹介する。
史上初の地球圏規模の常設軍である地球連邦軍は、文民統制(シリビアン・コントロール。国民選挙で選ばれた政治家が軍を統制すること。官僚による軍統制は文民統制ではない)を基本としており、地球連邦の長である地球連邦首相が最高司令官を務めている。
首相の下に連邦安全保障会議がおかれ、さらにその下に地球連邦軍参謀本部(最高幕僚会議とも呼ばれる)が設置され、有事には議会の承認を受け(緊急時には首相の独断で)、首相が連邦安全保障会議に出動命令を下すように定められている。
首相の出動命令が出ない場合でも、議会が首相に出動命令を要請することも可能である。ただし、現役軍人の地球連邦議員、評議員への選出が許可されていることと、地球連邦宇宙軍の創設以降に顕著となった軍産複合体の影響力の拡大もあって、軍が独断で出動した後に首相や議会に追認させるケースも見られる。このため、現実には文民統制も空文となっている。
地球連邦軍は当初、地球上での軍事行動のみに限定していたため、陸海空の三軍がおかれる形で編成が進んだ(三軍は宇宙軍創設後、地球軍省の管轄となった)。
地球各地を担当する八つの方面軍?????ヨーロッパ方面軍、アフリカ方面軍、中部方面軍、南アジア方面軍、極東方面軍、太平洋方面軍、北米方面軍、南米方面軍?????も置かれるが、これは陸海空軍と別個に存在するものではなく、三軍から必要に応じて戦力を抽出して編成される。
宇宙軍創設された時期は遅く、サイド3での独立運動が本格化したU.C.0050年代末(U.C.0059とも)とされる。これは、宇宙勢力に対する抑止力として編成された。
地球連邦宇宙軍は宇宙艦艇を中心に運用するため、海軍を手本に編成され、人員は陸海空軍から抽出している。また、宇宙群は新設された宇宙軍省の管轄下に置かれた。宇宙軍は一年戦争の前後で数度に亘って改編されたと言われ、各サイド軍やルナツー駐留軍をまとめたコロニー駐留軍、月宙域を担当する月面駐留軍、各方面軍と外周警備艦隊を統合する独立機動隊の三軍から構成されている。
その後、宇宙作戦本部の下に宇宙艦隊と各サイド防衛隊が置かれるという形式を採るようになった。宇宙艦隊はルナツーの地球連邦宇宙軍司令部の下、4つの宇宙艦隊に分けられた(月方面、L5方面、L4方面、ルナツー方面。これらがさらに細分され、
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