暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
スーパーロボット大戦OG外伝
0510話
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、特にこれと言って希望は無いです。普通に暮らせれば……あっ、でも出来ればアクセルさんの家の近くだと……その、色々と連絡も取りやすいですし」

 あたふたした様子で告げてくるオウカに、首を傾げつつも俺やレモンの住んでいる家の周辺を思い出す。
 一応俺達の家も住宅街に建てられているものだとは言っても、さすがに通常の家の数軒分の敷地を持つだけに周囲には住宅街の景観を考えてかあまり家は建てられていない。その事を告げると、オウカは残念そうな顔をしつつも取りあえずフィリオとスレイが暮らす家の隣でと指定するのだった。

「家は決まったな。じゃあ、取りあえず分からない事とかがあったら量産型Wに聞けば大体分かるから、そっちに聞いてくれ」

 4人にそう告げ、それぞれに量産型Wが世話役として付いていくように指示を出す。

「あぁ、それとさっきの俺とレモンの会話を聞いてれば分かったと思うが、今日の午後9時になったら居住区にある体育館に来るようにな。そこでお前達をシャドウミラーのメンバーに紹介するし、シャドウミラーとして生活していく上で知っておいた方がいい事。それにシャドウミラーとしてまだ教えていない部分についても説明する。体育館の場所に関しては量産型Wに聞けば問題無い筈だ」

 その言葉に全員が頷いたのを確認し、解散とするのだった。
 それぞれが去っていくのをレモンと2人で見送ってから口を開く。

「それで、レイとエクステンデッドとか言ったか。そっちの治療はどんな具合なんだ?」
「あら、よく私が言いたい事が分かったわね」
「何年の付き合いだと思ってるんだ。と言うか、さっき研究室でその件について話があるって言ってただろうに。……それで、どんな具合だ?」

 俺の言葉に小さく笑みを浮かべてから説明を開始する。

「レイに関して言えばもうそろそろ治療は完了するわ。技術的な説明とかいる?」
「いや、そっち関係には詳しくないからな。端的に結果だけ教えてくれ」
「テロメアの問題は解決。後数日程でチャンバーから出す事が出来るわ。ただ、テロメアの治療による影響で身体の筋力とかが多少低下しているからある程度のリハビリは必要でしょうね」
「……そうか、治療は完了したか」

 安堵の息を吐く。
 自信満々にギルバート・デュランダルから引き受けたとは言っても、そしてレモンの技術を信じていたとしても、やっぱりこういうのは実際に治療が成功するまでは安心出来無いんだよな。

「それで、エクステンデッドの方は?」
「そっちに関してはレイより余程問題無いわよ。もちろん投薬処置や精神的な洗脳の類もあるから簡単にとはいかないけど……」

 やはり現時点で投薬されたりはしていたんだろう。

「けどエクステンデッドはもっと大量に保護したと聞いたんだが、何で
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