スーパーロボット大戦OG外伝
0510話
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だが……そうだな、今夜辺りシャドウミラーの人員を集めて新たにシャドウミラーに所属したお前達の紹介をする時にでもその辺を説明するよ。楽しみにしていてくれ」
「くっくっく。アクセルも人が悪いな」
魔法や他の世界についての情報を知っているムラタが含み笑いを漏らす。
ムラタにしても、自分が驚いた分だけ他の者達に驚いて貰いたいというのはあるんだろう。
「そうね。確かに新たに所属した人がいるのなら紹介しておいた方がいいでしょうね。場所はどうする? 前にエヴァ達を紹介した場所?」
「そうだな。それがいいだろう。主な面子に連絡をしておいてくれ。時間は午後9時くらいにしておくか」
「分かったわ。……エヴァやフェイトにも?」
「そうだな。あの2人も一応シャドウミラーのメンバーに入っているから連絡はしておいてくれ。来られるようなら来るだろう」
フェイトはブルーマーズ計画の担当、エヴァは魔法顧問という形だがな。
「話を戻すが、ムラタは剣を振れるような家を希望するらしいけど、そっちの3人は住居に何か希望はあるか?」
「僕はそうだな……特に拘りは無いけど。スレイはどうする?」
「私はもちろん兄様と一緒の家に決まっている」
堂々とそう宣言したスレイだったが、フィリオが何故か一瞬こちらの方へと視線を向けてから意味あり気に笑みを浮かべながら口を開く。
「おや、いいのかい? 僕としては可愛い妹がご執心の人と一緒に暮らすのも悪くないと思ったんだけどね」
「に、兄様、何を!?」
「だって久しぶりに2人で会話をしたかと思えば人の文句ば……」
何かを言い掛けたフィリオだったが、それを隣にいたスレイが強引に口を押さえ込む。
「に、ににににに、兄様! いきなり何を!」
「へぇ、スレイさんもやっぱりそう言う事だったんですか。そんなつもりは全くないと思っていたのに……」
そして何故かスレイやフィリオの隣で笑顔を浮かべているオウカ。……ただし目は少しも笑っていないが。
「何がどうなっている?」
何故かいきなり険悪になりかけているその様子に、首を傾げながら隣にいるレモンへと尋ねるがレモンは笑顔を浮かべたままスレイやオウカのやり取りを見ているだけだった。
「さて、何でなのかしらね? でもそろそろ止めた方が良くないかしら。オウカの家についても決めないといけないでしょう?」
「あー、まぁ、確かに。お前達、その辺にしておけ」
「アクセル! 元々はお前が原因でだな!」
「……良く分からんが、このままここで言い争っていてもしょうがないだろう。とにかくスレイとフィリオは同じ家って事でいいんだろう? オウカはどうする?」
いつの間にか笑っていない笑顔を消していたオウカへと尋ねる。
「え? 私ですか? その
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