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魔法少女リリカルなのは 〜黒影の死神〜
『第二十一話』〜リニスとの出会い ばれた存在〜
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は小さな丘から感じられ魔力弾もそこから操作されているようだ。
 丘を登りきるとそこには





「ふぇッ!? 拓斗君!?」





 栗色の髪をリボンでツインテールにし、機械的な杖を持った少女





 高町なのはだった


「……はぁ………」


 なんで……こうなるんだよ………





 なのはside

 現在、私はとてつもないピンチに陥っています。


「(どどどどどうしようユーノ君!!?)」

「(お、落ち着いてなのは!!)」

「(だ、だってこれで二回目だよ!? それにレイジングハート見られちゃったし!!)」


 そう、これで二回目。
 前回はレイジングハートは見られなかったし魔法も見られなかった。

 だけど今回は違う。
 レイジングハートを見られた。

 拓斗君はレイジングハートを凝視……してない?
 私の隣を見てる、何を見てるの?


「それ、消さないの?」

「え?」


 拓斗君がそういうから隣を向くと





 桃色の魔力弾が浮いていた。


 マズイ!


「(ユーノ君……)」

「(ごめんなのは……僕、どう誤魔化せばいいか思いつかないよ)」

「(そんな……)」


 私もなんて言えばいいかわからない。
 本当にどうすれば………


「これが、なのはの隠していた秘密か。なんだか想像とは違うが魔法みたいだな」

「……うん」


 もう誤魔化しが効かない。
 私は頷くことしか出来なかった。


「練習、してたのか?」

「うん……」


 拓斗君は「そうか…」と言って










「じゃ、ガンバレ」










 そう言って踵を返した。





「「ええぇぇぇぇぇぇ!!?」」


 拓斗君の行動に私は思わず叫んでしまった。
 ユーノ君も叫んでる。


「どした? 急に叫んで」

「だって、聞かないの!?」

「お前の秘密は分かったじゃん」

「そうじゃなくて! 『なんで魔法が使えるんだ』とか!!」

「それ聞いて魔法が使えるわけじゃないだろ」

「え、そうなの?」

「うん、人の魔力量とかもあるし、そもそもこの世界は魔法技術がないからね」


 そうなんだ。


「まぁ、この事は誰にも言わない。お前の思うがままにやりな。困ったら助けてやるからさ」


 拓斗君はそう言ってくれた。
 そう言ってくれるのは嬉しい。でも……


「なんで……そんなにしてくれるの?」


 それが不思議だ。
 この
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