『第二十一話』〜リニスとの出会い ばれた存在〜
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のが無くなった事以外あまり変化は見られませんね」
「今のリニスの状態は半霊体だ。完全な実態ではないから者に触れる事は出来るが人は俺だけしか触れる事は出来ない」
「はぁ……とにかく、これで一先ずは安心ですね」
「そうだな」
[おい拓斗。契約したなら『アレ』がどうなるかを確かめた方がいいんじゃないか?]
「『アレ』か? 今度にしとけばいいだろ」
別にすぐに必要とするわけじゃないし。
[これからもなのはとフェイトに関わるんだろ? 別にばれるのは構わないとして、戦力としては必要あるんじゃないのか?]
訂正、必要だった。
「あのぅ……先程から言っている『アレ』とはなんですか?」
「あぁ『アレ』っていうのは、『ソウルユニゾン』だ」
結論を言えば『ソウルユニゾン』は成功した。
その後、必要もなく使用しないと決めた。
理由はリニスが魂のままであるということだ。
仮契約を行い半霊体になったとはいえ、リニスには魂を入れる器、肉体がない。
そんな状態で力を行使して魂に負荷がかかるといけないというわけだ。
そんなわけで俺の家に新しい住人、リニスが入った。
それから数日
リニスは俺の家に住み着き数日、正直俺にとってプラスばかりだった。
もともとフェイトの世話やプレシアの助手をしていたため家事については完璧と言っても良いものだった。
掃除は塵一つ残さず、料理も上手い。風呂場から出た時には着替えが置いてあり、もう非の打ちどころがなかった。
こんな家政婦がいるならいくら払ってでも雇いたいものだ。
そんな(家事関係で)楽な生活を送っている。
今日は学校は休み。
現在明朝、俺は海鳴公園付近を散歩中だ。ソウルは付けてきていない。
(あぁ……平和だなぁ)
静かな空間
青く輝く海
雲ひとつない快晴な空
そしてその空を飛びまわり、ときどき俺の近くまで来る桃色の魔力弾
……………
「魔力弾!?」
なんでこんなところで魔法が使われてる!? せめて結界を張っておくのが常識だろ!!
いったいどこの非常識もんだ!!
「見つけ出して爆散掌決めてやる!!」
俺の散歩をよくも邪魔してくれたな!!
(現在、拓斗は自分が好きな静かな空気を壊されたため怒りで頭が上手く回転しておりません) by作者
黙れ作者!! テメェから爆散掌喰らうか!? (申し訳ございません!!)orz by作者
俺はプロテクトを解除し魔力を感じる方向に走り出す。
魔力
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